今日一日、ぼ~っと過ごしました、kyouikuです。


この、臨時採用教員をやり始めてから毎年思っていることについて考えておりました。


私は毎年


もう1年、この学校にいたい


と思いながらも次の学校に異動します。


それは、臨採は1年契約、と決まっているからです。


でも、実際は臨採でも2年、3年連続して同じ学校にいる方もいらっしゃいます。


私はそのような経験がなく、毎年、今年こそはもう一年、と思っているのですがやはり難しく。


そのたびごとに


私が臨採だから悪いんだ


本採用だったらもっとずっとこの子達のこと見られたのに


と思って悔しく思います。


でも。


でも、それは実際は違っていて。


私が臨採をしはじめた1校目で出会った子達、今でも賀状をくれる子たちがいるのですが


例えば1校目に何年もとどまっていたら、2校目の子達とは出会えなかったし


2校目にとどまっていたら3校目の子達には出会えなかった。


4校目も5校目も然り。


今の子達に出会えたのも私が臨採だから。


もし、昨年度の初担任の学校にもう1年いたとしたら、今のこの子達には出会えなかった。


すっごく不思議。


出会いは偶然。でも、必然だ。


私が臨採だから出会えた奇跡だ。


だから、臨採で良かったって思う。


勿論、本採用になれたらその喜びは


1つのところで根を張れる、そして長く見てあげられる、この上なくかけがえのないものだろう。


でも、やっぱり私は、今まで自分が歩いてきた教員という道を否定したくないし


後悔なんて勿論していないし、こんなに好きに、大切に思える子達に出会わせてくれた偶然に感謝している。


だから、今はまだちょっと辛いけれど、次、また頑張ろうと思う。


新しい出会いが待ってる。


そして、あの子達の笑顔もちゃんと残ってる。


過去があるから現在がある。


すべては逆説。


パラドックス。


それに感謝して生きたい。