恐怖の大震災から4日がたちました。23区は計画停電しない…と言うところまで聞いて休んだのですが、今日の報道では主要施設のある地域を除いて23区でも計画停電をすると発表されていました。
 今のところ私の住んでいるところではライフラインは確保できています。電気・水道・ガスの使える幸せを改めて感謝して過ごしました。
 今日は先週母と受けた精密検査の結果を聞きに行くついでにデパートで2世帯分の食料品を買おうと思って歩いて(道路は大渋滞)出かけて見ました。JRはじめ交通機関が動いていなかったので夫は会社へいけませんでしたので、手伝ってくれました。ひとつのデパートはお休み、ケンタッキー、スタバ、ショッピングセンター全部臨時休業でした。唯一いつも行くデパートの地下だけが細々と営業していました。
 パンを買うのに夫が30分以上並びました。食パンとバゲットしかなかったそうです。皆さんで分け合って…といっていたようですが、2世帯分のパンは買えました。非常食としてうなぎ…と思ったのですが、伊勢定お休み、三和の鶏屋さんお休み…卵はとうとう買えませんでした。ガランとした棚から買えるだけの野菜を買って帰って来ました。通常の3倍以上時間がかかりました。
 次男から電話があった時にティッシュと水がない…ネットでも買えないと言ってきました。乳幼児のいる家には不可欠のものです。コンビニの棚もガランとしています。配送の手段がないようです。
 デパ地下で並んでいる時に前に並んでいる高齢のご夫婦が「まさに戦争中みたいね」と話していらっしゃいました。母に言ったら「原爆のあとは何日も食料もなくて、それでも空腹感がなかった」と涙ぐみながら話していました。こんな事態でも落ち着いているのはそういう体験をしているから強いのだなぁと思いました。
 「今、何をしたらいいのか…」心配してくださったブログのお友達のお見舞いコメントにありました。私も今日一日色々考えていました。今私たちにできることは「きちんとした窓口から義援金を送ること」「ささやかでも節電をマメにすること」「この大変な事態を強い気持ちで乗り越えること」。取り敢えずは今すぐできることから始めようと思います。被災地の皆さん、頑張ってくださいね。いつもみんなさんの悲しみや痛みが早く癒えるようにと願っています。★

*こんな大変な事態が起きているのに、春の花は何も知らずに可憐に咲いていました。しばらく立ち止まって見ていると気持ちが落ち着き、動悸がおさまりました。
ザ★教育ママ-主婦に戻った英会話講師のアレコレ