今年から8月11日が山の日として祝日になり、山は賑わいそうです。
いつから入山するのが良いか悩みましたが、混雑を避けようと8月14日(日)から八ヶ岳に入りました。
目指すは、八ヶ岳で唯一登っていなかった阿弥陀岳。
そしてもうひとつのお目当ては、行者小屋の名物おでんと生ビール。
午前9時半に美濃戸口をスタート、快調に美濃戸山荘を通過。
ここから阿弥陀岳の頭が見えるはずですが、残念ながら雲に隠れています。
美濃戸から南沢を登りました。綺麗な樹林と苔。
標高2200mを越えたあたりで、樹林が途切れ横岳西壁の大同心小同心が見えてきました。
気の早いナナカマドが色づいています。
標高2350mの行者小屋に到着、テントを張り終えました。
行者小屋の前は大勢の登山客で賑わっています。
楽しみにしていたおでんは残念ながら売り切れ!
仕方がないからポテチで生ビール。
のんびり過ごして、夕方6時頃には夕食も済みました。
雲が濃くなってきて、山も夕焼けも見えず、6時半に就寝。
夜から雨になりました。
テントを叩く雨音がいつの間にか止みましたが、まだ空は雲に覆われて、星は全然見えません。
午前2時半頃、諦めきれずに空をにらんでいると、上空はかなり風が強いようで、雲がどんどん流れていきます。
これはもしかしたら雲が途切れるかも。淡い期待で待っていると、本当にそうなりました。
雲の切れ間の天の川と流れ星。
残念ながら、星が見えたのはこの一瞬だけでまた厚い雲に覆われてしまいました。