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化粧品研究者の頃、乳化という技術を使って、
化粧品の土台となるクリームを作っていた。
※「合成」と呼ぶべきなのか賛否両論だが、
個人的には、化学変化が起こっていると考えているので、
合成と呼びたい。
乳化は、界面活性剤+油+水を混ぜることをさすのだが、
界面活性剤、油の配合量や種類によってその出来上がりが、
全然異なるわけだ。
その際、コンマ単位で調整しても大きな変化は見られない。
つまり、
方向性を定める最初の一歩はできるだけ大きく振る
ことが大切だと思うのだ。
上の写真の料理はやりすぎ感が漂っているけれども、
わかりやすい例だと思う。
ちまちま進まず、最初はでっかく!考えろ。