型大会後記 | 昭島道場ブログ

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日曜日は今年最後の大会となる、型大会でした。

参加した選手の皆さんはお疲れ様でした。

支部内の型大会も今回で6回目。

この6回の間に全体的な型のレベルが凄く上がっていると感じました。

毎回感じますが。


参加した選手達はこの大会に向けての稽古で、確実に実力が向上しました。
それが成績に繋がった人もいれば、残念ながら繋がらなかった人もいます。

いつも言っていますが、道場での実力が向上していれば何も問題はありません。
(本人は負けた場合、ガッカリするとは思いますが)

成績が出る時もあれば、出ない時もあります。
競技選手として、必ず良い結果を出さなければならない事もありますが(佳心のように世界大会に出るんだ!という目標がある時の予選の大会など)多くの人は稽古の一貫で、大会に挑戦しているので、勝っても負けても、道場での実力を向上させる事を大切にしてください。

本格的に選手としてやらない人でも護身術として、空手が役に立たなければ意味がありません。

そういう意味では大会で成績が出なくても、道場の稽古で技を磨き、護身術としての空手を身に付ける事も大切です。

ただ、何も目標もなく道場で稽古するよりは大会という目標がある方が稽古にも勢いがつきます。
また、普段とは違う大会での緊張感が自分の精神力を確認する機会にも、鍛錬にもなります。

高齢の方は型大会のみを目標に稽古して技を磨き、子供から一般(中年入口位)までの人は型大会と組手の大会を織り交ぜて挑戦すると良いと思います。

型というのは元々組手のための稽古方法です。
ですので、組手に生きる型をやらなければ意味がありません。
(この場合の組手というのは大会ルールの組手だけではありません)


若い世代はぜひ型と組手の両方の大会に挑戦してもらいたいと思います。

組手の大会が苦手で型の大会に挑戦するというのもありだとは思いますが、最低限、護身術として役に立つような動作を意識して稽古をしましょう。
しっかりと組手を、意識した型を行っていれば、自然と組手も強くなります。

型大会で自信をつけて、組手の大会に挑戦するというのも良いかもしれません。

いずれにせよ、強くなるというのは長い年月が掛かるものです。

自分のペースでコツコツと稽古を、継続していきましょう!

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写真は優勝者の皆さんが表彰式前に行った型の演武です。