「教育と文化」という雑誌から原稿の依頼を受けた。
保護者の視点からの学校生活の中での合理的配慮について書いてみたつもりだが、
1600字の範囲で文章によって思いを伝えることの難しさを実感。
文章が硬すぎて、分かる人にしか分からない・・・、インクルーシブでない文章になってしまった・・・。お恥ずかしい内容だが興味のある方は想像力を最大限に働かせてぜひ読んでいただきたい。
しかし、他に寄稿されている、障害当事者、弁護士、教員、インクルーシブ教育を長年研究されている先生方の内容は非常にわかりやすく、興味深い。
特に大谷恭子弁護士、一木玲子先生、池田賢市さんの 文章は私は大好きだ。
いつも勉強させていただき元気をもらっている。
職種を問わずいろんな方に読んでいただきたい。
とても良い本だ。
注文はこちら「教育と文化」第81号 アドバンテージサーバー
学校の先生方にも読んでいただき、
医学モデルから社会モデルのパラダイムシフト(物事の捉え方の転換)
障害者権利条約、インクルーシブ教育の理念を理解してもらえたらと感じた。
※ 医学モデル :障害は「あってはならないもの、克服するもの、予防、保護されないといけない」福祉と医療の問題と捉える考え方。
※ 社会モデル :障害は「社会の制度や慣行の側の問題」ととらえる考え方。
障害を持つ個人の問題としない多様な個人の属性の一つ
「学校生活で参加できない学習の困難さ」その理由を障害の「社会モデル」で捉えることによって本当の合理的配慮が生まれ、障壁が無くなり生活、参加ができるようになるのではないだろうか。
オリンピックも近づいている(だからというわけではないが)
「インクルーシブと合理的配慮」
この内容は、先生だけでなく、スポーツに関わる人、リハビリに関わる人その他さまざまな人が知っておかなければいけない内容だ。
私は一人の差別者として娘と向き合うことによって、勉強させてもらっている。