本当の願い・望みは小さな声のときもある | 子育てと自分育ては「勇気づけ」で楽になる♪

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こんばんは。 功刀(くぬぎ)京子です。

 

母が亡くなって1年余り。

 

今まで介護中のことを

書いたり、

お話したりしてきませんでした。

 

 

 

介護中も

アドラー心理学を学んで

いろんな場面で役に立ったなと

しみじみ感じています。

 

 

 

本当の願い

希望は
大きい声で
言えてるものだけとは限らない。

 

 

 

呟くような
小さい声の中にもあります。

 

 

わたしの体験談から。

 

 

元気だった母が
難病と確定してから

私と弟は
話し合いに話し合いを重ねました。

 

福島でできるケア体制と

山梨でご縁ができたケア体制が

全く違っていました。

 

 

どちらが面倒を見るかの
押し付け合いでなく

わたしが山梨で看たいと申し出たのです。

(実際24時間支援が必要な病気だったので)

 

弟も跡取りとして

最後まで看たい。

しかし仕事は管理職。

 

超過密労働の人で

介護も背負っていたら

どうなっていたことか・・・

 

 

 

当初
難病ケアハウスという名目でしたが
開けてみれば
マンションでの独居という形態。

 

 

そこへケアマネさんが
綿密なケア体制を作ってくださいました。

 

「山梨で初めてのケースです。
頑張ってください」

と役所の職員からも励まされました。

 

 

福島から引っ越してきた
母のマンションは
車で30分くらい。

 

 

毎日 通いました。

 

夜中でも
早朝でも
携帯電話で呼び出しがあれば

消防隊員のように
飛んで行ったことは数知れず。

 

 

わたしひとりでは
介護は到底できませんでした。

 

 

たくさんの方に
支援していただき

深く深く感謝しています。
 


もし順調にケアがトラブルなく
最期を迎える時は
病院でと決めていました。

 

 

亡くなる2ヶ月くらい前
いよいよ体力もなくなり
ベッドから3人がかりで移乗するのも
吐いたりして難しくなった時

 

 

訪問看護師リーダーとのやり取りで

 

「もし、なんのしがらみも
遠慮も無かったら
最期はどうしたいですか?」

 

 

私に尋ねてくれたのです。

 

 

いつ突然の事態が起こるか
それは覚悟していましたが

 

ヘルパーさんが最期に付き合うのは
酷であろうと
わたしにも大きな遠慮もあったのです。

 

 

「在宅で看取りたい」

 

 

わたしの小さな声でした。

 

 

「わかりました。
娘さんならできると思います。
そして
このヘルパーさんたちも含めた
このチームならできる力があると思います」

 

 

ここから
大きな方向転換が始まりました。

 

 

今、最期まで在宅で看取るのは
まだまだ1割くらいだそうです。

 

 

大病院から

往診の先生への引継ぎ。

 

系列の違う先生の引継ぎは

事務管理も含めて

簡単なことではありませんでした。

 

先生方が直接お電話でやり取りをされるのは

珍しい特別なことだそうで。

 

 

本当に

人間味あふれる

フレンドリーなふたりの先生に恵まれました。

 

 

わたしは

在宅で看取りたいと言ってしまったけど

本当に出来るのだろうか?

 

 

 

大きな責任と

これから進む死への症状に

予測がつかない不安を感じながらも

 

話し合いでどんどん進む

ケア体制と共に

 

さらに一段階

私は強く覚悟をしたのでした。


 

 

 

 

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