「知の衰退」からいかに脱出するか | ページをめくれ

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2013年 勤務していた会社が倒産。
50代でのサバイバルが始まりました。
これまでと同じ仕事は選択せず、
食 というテーマは変えず、違う形で、
地域に貢献できる方法を考え、
形にしていきたいと考えています。
しょうもないブログですが
よろしければお付き合い下さい。


大阪に棲む もひとつビジネスマンの写真日記。-知の衰退から

「知の衰退」からいかに脱出するか?


大前 研一 著


価値ある一冊になりました。


今まで、雑誌などに寄稿された氏の文章を読んで、


その合理的な思考が好きだったので、


最初からスムーズに読めました。



私はこの本のように提言や指摘を


前面に打ち出している本を読むとき、


自分も調子に乗って、著者側からの目線で


世間を見ないように意識するようにしています。


この本を読んで、考えるという行動を求めるのは


他人ではなく私自身であるはず。ほんとに気をつけよう。

この本の中で、少しですが食品の問題にも


言及している部分があります。


そこは私の生業の部分でもあるので、正しい情報に基づいて、


考えられていることが理解できます


テレビで見かけるワイドショーコメンテーターでも、


「いい事言うなあ」と感心することもあるのですが、


見ている側である私のほうが詳しい話題になると、


ただ新聞に載っていることをなぞっているだけだと


わかったりします。


また、そんなときは、コメントの結論に解決力がなく


幼稚に聞こえたりもします。


この本の中で、どんどん進化し続ける中国やインド、シンガポールのことを


書かれていました。


私ごとですがもう何年も前から、仕事で知り合ったり、一般にTVなどの


ドキュメンタリーに登場する中国の若者は、日本人よりビジネススキルが


圧倒的に高く、熱いように感じていました。


なのに、多くの日本人は、「中国人は無条件で日本人が使うもの」と


思い込んでいる。


行く末を考えるとき。。。。。。。。。。。。。。。悪い予感は、的中するものです。