富士山​ 私の2017年の書き初め 富士山



\ 2017年 /
書き初めメーカー

鳥 新年の書き初めをしよう 鳥

 




何だろう。これ

抱負ってゆうから、天下布武、って、

入力したんだけど。笑

因みにお子様味覚なので、ビール嫌い好きになろうとも思わない。

今夜はカンパリオレンジにしよ~かなー♪


あっ、今日お母さんと、映画の、本能寺ホテル、観に行ったよ~

戦国時代は、やっぱり大好き~

ってわけで、今はまってる戦国武将と恋愛する乙女ゲームから、自作して見たよ~やす様のおはなし~☆★☆(*^-^*)


(短篇小説。。)

「…っ、はぁはぁはぁ…(やだっ、嘘…っ?!)」
上がり切った呼吸と、じわりと嫌な汗を感じながら
「(どうしよう…)」
人混みの中、立ちすくむ。
今日は正月三日、午前中は引っ切り無しに客人が来ていて、
午後からの空き時間で、家康様と初詣に来たのだが、
完全に、はぐれてしまった。
(袖握らせてもらっていたのに、もう絶対に、はなしちゃいけないって、分かっていたのに。)
「………っ、…………」
声にならない声が漏れる。
家康様を探して混雑した参道を走ったため、自分の息遣いが煩い。
忘れもしない過去の記憶が、次々に頭に浮かぶ。

「奏。何、泣きそうな顔してんの。」

「…いぇ…康さま?…」
カラカラに渇いた喉から、声が掠れてしまう。
自分にのばされた手を掴もうと、あなたへ足を1歩踏み出そうとした時、
それまで煩かった自分の呼吸が一瞬止み
周りの色が…変な色に…
変わった。


それから貧血を起こして倒れ込むようになった私を、家康様は近くの茶屋の椅子に座らせ、手早く帯を緩めてくれた。

「気分は?」
家康様が私の額に手を触れて、熱が無いか確認する。
「あ、もう多分、大丈夫です。おさまりました。」
ひんやりとした感触の
瓶を手渡される。
「炭酸が入ってる水だ。気分が悪い時は、おくびしたらマシになる。」
「ありがとうございます…」
何だか家康様って、お医者さん見たいだなー
と思いながら、炭酸入りの水が入った瓶を傾け口に含む。
「先ず酒、強くも無い癖に、先刻注がれた分全部飲んだだろ。それで走り回って、気分悪くなるに決まってる。」
そう、挨拶に来ていた客人の酌でお一方どうしても断り切れなくて、盃に1杯お酒を飲んでしまったのだ。
「あとは、寝不足…」
と言ってから、家康様はばつが悪そうに、視線を

一旦視線をそらしてから
「そーいえば、昨夜。あんまり寝てなかったな。」
目線を戻す
「…………………」
家康様の昨夜と言う言葉に、記憶が蘇って、
私は折角元に戻りかけていた顔色が今度は耳まで赤くなってしまうのを感じた。
「何、俺の所為とか言いたいわけ?」
「ちがっ、違いますっ…ぇっと、では家康様も睡眠不足ですよね…?」
すとん。
と、横に座った家康様が
「そーだけど。 結構眠い…」、
壁にもたれ掛かっていた私の肩を自分の方へかるく寄せた。
寒いながらも今日は天気がよくて、障子越しの日の光、外気から遮断された火鉢の前の温度に、
微睡んでしまう。

     つづく(続き書いてないけど。)