『不思議島』 多島 斗志之
今朝の浜松地方は、かなりの雨が降っています
午後からは少し良くなるようですが。。。
梅雨時、のんびり読書など出来ればいいのですが、仕事が溜まってしまって読めるかどうか
たぶん、読みますけどね
というわけで、昨日も読みました文庫本
それは。。。
- 不思議島 (創元推理文庫)/多島 斗志之
- ¥580
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内容(「BOOK」データベースより)
二之浦ゆり子は青年医師・里見に誘われ、瀬戸内海の小島巡りに同行するが、その際、ひとつの無人島を目にしたことで、過去の悪夢が甦る。彼女は十五年前誘拐され、その島に放置されたことがあるのだ。里見と交際を始めたゆり子は、彼とともに過去の謎と向き合う決意を固めるが、浮かび上がってきたのは驚愕の真実だった。『症例A』の著者が贈る、ドラマとトリックが融合した傑作。
って感じのミステリーです
雰囲気があって凄く良かった
主人公は、伊予大島で数学教師をしているゆり子。彼女は、15年前誘拐された過去を持つ。
そんな彼女の前に新しく赴任してきた医師、里見が現れる。
里見と交際を開始したゆり子は、里見と共に未解決だった15年前の誘拐事件の真相を探っていく。。。
って感じのあらすじなんですが、良かったです
二時間ドラマのようなスピード感と最後のどんでん返し
瀬戸内の歴史、伝説なんかも出てきて、盛りだくさん
それが、押し付けがましく無く自然に進んでいきます
登場人物たちもいろいろな面を見せてくれて、素晴らしい
立場や見方が変わると、同じ出来事でも違って見えるってところも上手く出来ていますね
というわけで、俺的には。。。
『不思議島』 多島 斗志之
ただ、主人公のゆり子は可哀そうですね
救いは少ないです
ただラストシーンは、なかなかのものですよ
結構、軽く読めるので、気になった方は一度お試しください
過去に記事にした多島斗志之さんの作品
『ネコソギラジカル』 西尾 維新
友達が、明治大学ラグビー部のコーチに就任したらしいです
今シーズンは、楽しみが増えました
他の大学チームでも、コーチをしている友人もいて、試合が始まるのが楽しみです
それにしても日本で、もっとラグビーの人気が出ると良いんですが、ルールが分からない人も多いみたいで。。。
ラグビーW杯も日本で行われるかもしれないのに。。。
テレビのサポートがもっと必要ですね
というわけで、昨日も読みました文庫本
それは。。。
- ネコソギラジカル〈上〉十三階段 (講談社文庫)/西尾 維新
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内容(「BOOK」データベースより)
全ての終わりは―まだ始まったばかりだ。“世界”を、そして“物語”を終わらせるため人類最悪・狐面の男と十三階段が動きだす。狐面の男に「俺の敵」と認定された戯言遣い・いーちゃんの運命は?「戯言シリーズ」最終楽章、『ネコソギラジカル』三部作の前奏曲。
- ネコソギラジカル〈中〉赤き征裁vs.橙なる種 (講談社文庫)/西尾 維新
- ¥900
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内容(「BOOK」データベースより)
10月、戯言遣い・いーちゃん、狐面の男、双方共に犠牲を出しながらもどうしようもない戦いが続く。十三階段を切り崩すべく行動する戯言遣い。しかし、澪標姉妹の襲撃で絶体絶命の危機に。
- ネコソギラジカル 下 (講談社文庫 に 32-9 西尾維新文庫)/西尾 維新
- ¥900
- Amazon.co.jp
内容(「BOOK」データベースより)
「生きている以上、世界の終わりを物語の終わりを、諦めることはできない」“人類最悪の遊び人”たる「狐面の男」は「ぼく」こと“戯言遣い”に断言する。玖渚友との決別。想影真心の暴走。そして、復活する哀川潤…。シリーズすべてを貫く伏線の楽譜は絡まり合い、一気に奔流をはじめる!そして、そして、そして、そして、そして―ゼロ年代の小説界を駆け抜ける新青春エンタの決定版中の決定版“戯言シリーズ”、その最終楽章となる『ネコソギラジカル』三部作、ついに大団円。
って感じの「戯言シリーズ」のラストです
え~、面白かったです
ただ、たくさんあった伏線は、回収し切れていないような気がしますね
まぁ、戦いのシーンは好きなので、良いんですが、シリーズ最初のミステリー色はどこへ行ったんでしょうか
すごく雑な感じもしますが、キャラが萌るので良いんでしょうか
シリーズ通しては、凄く楽しめましたし、良く出来ていたと思いますが、ラストの『ネコソギ・・・』自体は、ちょっと微妙かも。。。
というわけで、俺的には。。。
『ネコソギラジカル』 西尾 維新
ラストに異存はありませんが、もう少し周りを丁寧に仕上げて欲しかったですね
楽しかったシリーズの最後としては、残念ですね
でも、登場人物達は本当に魅力的でした
過去に記事にした西尾維新さんの作品