『もしも、私があなただったら』 白石 一文
昨日は、二日酔いで仕事が終わった後、家でのんびり。。。
テレビと読書、こんな日ばっかりだといいなぁ~
ただ、このままではダイエット失敗に終わりそうなので、今日から運動もしないと
まぁ、最近はうまくいきませんけど。。。
というわけで、昨日も読みました文庫本
それは。。。
- もしも、私があなただったら (光文社文庫 (し30-4))/白石 一文
- ¥540
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東京での勤め先を退職して、地元の福岡にバーを開いて6年で50歳手前の主人公
ある日、サラリーマン時代の同僚の妻が突然、内密な相談があると訪ねてくる
って感じで始まる、大人の恋愛物語です
まぁ、企業ものとしての要素も入っています
今まで読んだ白石さんの作品の中では、あっさりしてます
が、俺には、かなり物足りませんでした。。。
押しかけ女房的な展開ですが、羨ましいと思う反面、面倒くさい女だなぁ~って感じですね
この女性のホントが見えてきません
ラストの従妹の言葉も事実かどうか。。。
さらに、女性の大胆な行動の理由もいまいちつかめないし・・・
ただ、いきなり普通の生活に綺麗な女の人が飛び込んでくれば、単純にうれしいですけどね
ある意味、中年男性の願望が描かれているんじゃないでしょうか
後、このタイトルちょっと、白石さんっぽくないですね
ありきたりで心に残りません
もっと、良いタイトルあったんじゃないかなぁ~
もうひとつ、サラリーマン時代の同僚との関係もドライで、なんとなく違和感を感じました
企業ものとしての内容としても、ホントにあった事件をなぞっているだけですし、微妙。。。
これまたもう少しって、感じです
というわけで、俺的には。。。
『もしも、私があなただったら』 白石 一文
福岡の街は良く描かれていて、行ってみたくなりました
この作品、俺にはハマりませんでしたが、好きな人は好きだと思います
白石さんの他の作品よりも読みやすいですよ
今まで記事にした白石一文さんの作品
白石一文