キャッシングの基本 -4ページ目

キャッシング限度額

今まで見てきた中で、キャッシングには融資限度額があるということは分かったと思います。

キャッシングを利用する際には審査がありますが、審査を通ればいくらでも融資を受けられるというわけではありません。
どのキャッシングサービスを利用する場合でも、かならず融資額の上限が設けられているのです。

一般的に、キャッシングで借りることのできる資金の限度額は50万円以下に設定されています。
もちろん利用するキャッシングサービスや審査の状況によって金額は変わってきます。

ある会社では同じ条件で20万円融資を受けることができたとしても、他社では10万円であったり30万円であったりするのです。
また、返済実績によっては、その後の限度額が増減することがあります。

きちんと返済をしていれば、当初10万円だった限度額が20万円、30万円と増えていくのです。

無利息キャッシング

キャッシングを利用する場合、必ず借りたお金に利息分を上乗せした金額を返済することになります。

借り手は金利がどの程度になるのかを考えながらキャッシングを利用していますが、実は金利がかからない無利息キャッシングもあるのです。
金利がゼロと言っても借りてから返済が終了するまでずっとというわけではありません。

無利息キャッシングとは、ある一定期間は金利ゼロで借入ができるというサービスです。
例えば、10日間の無利息サービスを提供している会社でキャッシングを利用した場合、借入後10日以内に全額返済すれば、借り手は利息を支払う必要はありません。

もしこの適用期間10日を過ぎて返済する場合には、適用期間を過ぎた部分の日数分の利息を支払います。
この無利息サービスの適用期間は、会社によって異なりますので利用する際には事前に各社を比較しておくと良いでしょう。

学生ローン

これまで、さまざまなキャッシングサービスを見てきましたが、キャッシングを利用するためには審査が必要で、審査に通らないと資金の融資を受けることができません。

個人の信用という意味で、会社員などは固定収入があり、審査も通りやすいと思いますが、学生についてはどうでしょうか。
学生でも、教材を購入するときなど急に資金が必要になることがありますが、学生は職業を持っていないため収入はありません。

アルバイトをしている学生でも、毎月決まった収入があるわけではありません。
このように普通のキャッシングサービスを受けることができない学生向けに提供されているのが学生ローンです。

学生対象ということで融資限度額はあまり高くありませんが、他のキャッシングと比較して金利が低めに設定されており、学割利率で利用できる点がメリットです。

また、返済方法も借り手の都合に合わせて選択できるので、不安定なアルバイト収入でも利用しやすいといえます。

レディースキャッシング

先に述べた低金利キャッシングのほかにはどのようなキャッシングがあるのでしょうか。
次に紹介するのは、レディースキャッシングというものです。

レディースキャッシングとは、女性を対象に資金の融資を行う女性専用のキャッシングサービスです。
友人の結婚式が続いて現金が必要、今月はお付き合いが続いて出費が増えそう、子供の習い事で急な出費があるなどさまざまなケースがありますが、このようなときに女性の助けとなるキャッシングです。

キャッシングが浸透して利用者が増加しているとは言え、女性がキャッシングを利用するというのは抵抗があるものです。
そのような女性にも抵抗なくキャッシングを利用してもらえるよう、レディースキャッシングでは細やかなケアがされています。

対面では抵抗がある人のためには来店不要でインターネットのみの取引き、融資・返済は銀行振り込み、対面の場合には担当者は女性というようなサービスが提供されています。

サービス内容は企業によって異なりますので、各社サービスを比較して自分に合ったところを選択すると良いでしょう。

キャッシング・ローン原論
http://kyasshingu.info/

低金利キャッシング

ここまで、キャッシングサービスを提供している企業形態別にいくつか紹介してきました。

キャッシングは、企業形態の他にそのサービスの特性ごとに分類することができます。
これからいくつかのキャッシングについて紹介していきます。

まずは、低金利キャッシングというものについて見ていきたいと思います。
名称を聞いて何となくイメージができるかと思いますが、低金利キャッシングとは低い金利で利用できるキャッシングのことです。

金利を低く設定するということで、従来は審査を厳しく行い、個人の信用をよく調べてから融資を行う銀行系などが主に提供していましたが、最近では消費者金融系でも低金利の商品が提供されるようになってきました。

低金利キャッシングを利用すれば、支払利息の部分が少なくなりますので、毎月の返済額も低めに抑えることができます。
もちろん低金利で融資を受けるからには、それなりに厳しい審査が行われることになりますのでその点は認識しておく必要があります。

IT系キャッシング

キャッシングサービスといえば銀行系キャッシングや消費者金融系キャッシングがまず頭に浮かぶと思いますが、実は最近はIT系キャッシングが勢力を伸ばしているのです。

IT系キャッシングとはその名のとおり、大手IT企業グループが提供しているキャッシングサービスです。
独自のテクノロジーやIT技術を大いに活用し、カード不要のキャッシングサービスやオンラインサービスを展開しています。

オンラインサービスの具体例としては、営業店舗を持たずにインターネット上のみで貸し手・借り手のやりとりを完結することができることなどが挙げられます。

このように店舗を持たず、インターネット上でのやりとりを実現することによって経費を抑えているので、金利が低めに設定されているのが借り手にとってのメリットであるといえます。

キャッシング概論
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信販系キャッシング

今まで見てきた消費者金融系キャッシング・銀行系キャッシングの他には信販系キャッシングというものがあります。

信販系キャッシングとは信販会社が提供しているキャッシングサービスのことです。
信販とは信用販売の略で、取引の際の決済を取引当事者同士の信用で行うということを意味しています。

信販系キャッシングは、消費者金融系を利用することに抵抗がある人に人気のサービスです。
信販会社もテレビコマーシャルなどでよく目にする企業が多く安心感を得ることができるので、初めてキャッシングを利用する人には利用しやすいといわれています。

信販系キャッシングでは、カードについているショッピングクレジット機能にキャッシング機能が付加されています。
金利・審査の特徴としては、消費者金融系と銀行系のちょうど中間の立場をとっています。

その他の特徴として、クレジットカードとセットになっているためにショッピングやポイントサービスなどの特典がついており大変利便性が高いといえるでしょう。

銀行系キャッシング

キャッシングを提供している企業形態別に説明していますが、先に述べた消費者金融系キャッシングの他に、銀行系キャッシングというものがあります。

消費者金融系キャッシングはサービスの提供主は消費者金融でした。
銀行系キャッシングは、その名のとおり銀行が提供しているキャッシングサービスのことを指します。
銀行系キャッシングの最大の特徴は他のキャッシングと比較して金利が低めに設定されているところでしょう。

銀行によって差はありますが、だいたい13~18%程度の金利が設定されているようです。
銀行という信用できる機関ということで、借り手側としても安心感を得ることができるというのも良い点です。

そのように低めの金利で融資を受けることができるため、融資を受ける際にはそれなりに厳しい審査が必要になります。

審査期間が長くなる傾向にありますので、緊急でお金を必要としている人よりは長期間の借入れを考えている人に向いています。

【オススメサイト】
キャッシングポータル
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消費者金融系キャッシング

ここまで、キャッシングのローンの種類について述べてきましたが、キャッシングの商品を提供している企業にはどのようなものがあるのでしょうか。
キャッシングは、提供している企業の形態によっていくつかに分類することができます。

まず、1つめに挙げられるのは消費者金融系キャッシングです。
消費者金融系キャッシングとは、消費者金融が提供しているキャッシングサービスです。
消費者金融でのキャッシングは、審査が大変スピーディーで、最短15分程度で完了するため、緊急に資金が必要になった場合には大変便利です。

審査がスピーディーであるというメリットがある反面、銀行融資等と比較して金利が高めに設定されているというデメリットがあります。
金利は高めですが、基本的に利息計算が日割りなので、借りてすぐに返済できる場合であればどこよりも金利が低くなります。

不動産担保ローン

キャッシングのローンとして不動産担保ローンというものがあります。

これは、自己所有の不動産を担保として融資を受けるものです。
不動産担保ローンを利用すると、不動産を担保にすることで数十万円から数億円単位の高額な融資まで受けることができます。

担保にすることができる不動産の種類は、一般の戸建て住宅のみならずマンション・築古マンション・更地・共有持分・借地・底地・再建築不可・賃貸中など幅広く設定されている商品も多く提供されているようです。

不動産担保ローンの融資限度額は、担保とする不動産の評価額によって決定されるのが一般的です。
不動産評価額がいくら高額であったとしても、担保とする不動産を取り巻く環境によっては融資限度額が増減することがあります。
担保となる不動産が貸し手にとってリスクが高い場合には、融資額が減額されたり金利が高く設定される傾向があるようです。