ラップ。 | 【歌の魂はどこにある?】シンガー&ボイストレーナーのBlog

最近はラップが聴いてて面白い。

痛快な言葉をマシンガンのように浴びせてくるラッパーから受ける歌詞の影響は大きい。

実際、うちのボーカルスクールにも若手のラッパーが増えてきている。

結構人気のユニットも来ています。

 

日本のラッパー曰く、1978年生まれにラッパーが多いらしい。

調べてみると知ってる名前は1978年生まれがほとんどだ。

自分の周りにラップやってる奴っていたっけな?

いないな〜。

音楽の趣向は場所や環境によって変わってくる。

 

考えてみると一番最初にラップ的な音楽に触れたのは映画だ。

その時はそれがラップだなんて知らなかったけど。

『Rocky5(1990) 』

最初映画を観た時、子供ながらに「なんだよ今回の音楽は〜?」と思った記憶がある。

これ以降、スタローンはロッキー・クリードシリーズにはラップを積極的に取り込んでいく。

ラップはストリートから這い上がってくる者達に通ずる何かがある。

そういう意味で映画とマッチしている。

 

次にラップに触れたのはROCKから。

『Anybody Seen My Baby(1997)』

ローリング・ストーンズの曲にラップが入っていた。

この曲を収録のアルバムからストーンズを真面目に聴くきっかけになっていったのだけど、

こういう挑戦的なスタンスが好きです。

ミック・ジャガーのセンスかな。

 

来日公演ではミックがラップのパートをやっていました。

ぎこちなかったけど、カッコ良かった。

日本のロッカーはここまでやらないもんな。

 

そして次にラップに触れたのも映画でした。

この時初めて日本語ラップのカッコ良さに触れました。

『Brother(2001)』

この頃にティーンエイジャーだったら、ロックよりラップを選んだかも知れないくらいZEEBRAがカッコ良い。

この方が『日本ではじめて市民権を得た』ラッパーではないでしょうか?

一番最初って、やっぱり覚悟が違うよね。

 

因みにこの映画『BROTHER』は公開初日に観に行った。

雪が降ってた。

ギャング映画、雪。

確か女性と横浜まで観に行った。

止せば良いのに笑。