KUWAKIRAの日常

KUWAKIRAの日常

研究メモや日常。

Amebaでブログを始めよう!
中学生の頃からノートに日記をつけはじめた。文章を書くことは好きだったので何の苦もなく続けられた。

2004年からはそれがPCに変わり、2006年からはこのブログになった。

ブログだから書ききれないこともあったし、どこまで公開してよいのか迷うこともあった。
しかし携帯からもアップ出来たり検索も容易だったりして自分のライフスタイルにもあっていて、情報整理や日々の生活のアクセントにもなって良かった。
初対面の人に、あなたのブログは新しい情報や面白い本の紹介もあり役立つ、と言われた時には、嬉しかった。

ブログを始めるに当たり、あらかじめ閉鎖する状況を2つ想定していた。
1つは利害関係者にブログの存在を知られてしまった時。
もう1つは今回の状況。
ということで、閉鎖することになった。

おそらくブログというツールは、便利なので新たに始めることになるだろうが、どういう形になるか解らない。

このブログは、暫くはこのままにしておくがそのうち閉鎖すると思います。

ありがとうございました。
m(__)m

最近は朝が寒く朝研をサボり気味。良くないなあ。

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今はM君の原稿をチェックしているが、初めてにしては良く書けている。しかし独特のスタイルというか、書いて当然な記載事項が抜けていたりして、違和感を感じる。何故なのか考えてみたところ、おそらくお手本にした論文のスタイルをそのまま真似ているからだろう、という結論に達した。

早く見て返してあげねば。


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Rutaからは共著論文用の写真が送られてくる。

何十メガという重すぎるメールで、家ではついにDLできず、会社で受信。


すごい。


当初想定していたよりも、このグループのゲニタリアの多様性は素晴らしい。


マルハナノミを

「ちんけな鼻くそみたいな虫だ」

とけなす人に対して(自分でもそう思ったりもするが)、

「ゲニタリアだけはカッコいい」

と反論するが、このグループのゲニタリアを見て、その思いはさらに強くなった。ゲニのかっこよさと多様性はスバラシイ。

このグループのゲニは、左右対称性を維持しながらも多様だということがすごいのだが(Hydrocyphon属では明らかに左右非対称なゲニのグループで種の多様性がある)、どうしてそこまで多様になっているのだろうかが、今の悩み。交尾方法・種間関係等々いろいろあるんだろうな。


この論文は、扱う(記載すべき)種が多すぎて、ちょっとゲンナリ気味だが、頑張ってこの論文を纏めきりたいものだ。現段階で30種、ほとんどが新種。

Ruta君も種名を考えるのが面倒になってきたようで、単純な名前を付けるようになっている。>頑張れ!自分

通常出社。
午後から客先廻り。

〉K君からD論の相談。
シノニムリストを作るよう指示したところ、かなり完成度高いリストが出来上がってきた。必要なところを埋めるよう再度指示した。

〉Sさんからお手紙。
感謝感謝。歳なのか気持ちのこもった手書き手紙を貰うと凄く嬉しい。頑張ります。
オフ。
天気いいので息子と近くの公園にソリを持って遊びに行く。
北海道の公園には無意味な小さな丘が作られていることが多い。普段は無視されている丘もこの時期だけは賑わう。行ってみるとやはり子供たちで溢れかえっていた。
10秒くらいで滑り降りてしまう斜面でも、雪遊び初心者にはかなり楽しめた。

午後から出社。細々した用事を済ませる。
KUWAKIRAの日常-090110_085317_ed.jpg
昨夜のうちに20cmも積もった。まだまだ例年よりは積雪量は少ない。
のんびりオフ。タイプラベル付けなど。

写真は新種のカエル。寝転びながらTV見ている。
北大博物館のパラタク・コケ初級に参加した。受講者は10名。全員に実体顕と生物顕があてがわれる。
午前中の概説と午後からは顕微鏡を覗きながらの観察・切片切り・染色。

とても楽しかった。

コケにはとても興味がある。しかし取っ付きにくいイメージが先行していた。実際に受講して、確かに取っ付きにくいことが判った。しかし今までと違い、少しは向き合う勇気が出てきた。

サンプルの取り方等、昆虫の研究にも応用出来そうなアイデアもあった。
フツカヨイ
サクヤハオイシイオサケ
ゴチソウサマデシタ

http://www.mokujiroku.org/


PDF(特に論文の別刷り等)は、これまでHDにフォルダを作り、いくつかの階層構造(科別にフォルダを作るくらい)を設けて整理していた。HDに負担がかかるから、溜まってきたらその都度ポータブルのHDに移していたが、管理不十分で、探したい論文がどこかに行ってしまうことがしばしばあった。

今日、偶然見つけたこの”MOKUJIROKU”というフリーソフトは、意外に使えそうな感じだ。素晴らしい。少し試しに使ってみて、良ければ全面的に使ってみようと思う。

しかしこれとて少しは管理する手間をかけないと、煩雑になるだろうなぁ。


http://www.pref.gifu.lg.jp/pref/s11264/sizen/redpabukome/index.htm



某MLからの情報。

HPを見ると岐阜県民からの意見募集のようだ。

昆虫はまだまだかな?どうしても”希少種”と思える種がまだ入っているように感じる。あと、岐阜県がタイプロカリティの種ももう少し重要視した方が良いと思うのだけど。

魚類や貝類はなかなか良さそうなラインアップに見える。

今朝は今年一番の冷え込み。
新人H君は昨日から初冬季調査。

自分も温暖地方の出身なので、初めての雪の中での冬季調査は恐ろしかった記憶がある。しかし慣れとは恐ろしいもので、今ではそんなに苦にもならない。