※幾つか追記しました。

Travian一族、
つまり

◆Travian(Travian Games GmbH)
◆ブラウザ三国志(ONE-UP)
×ブラウザ一騎当千(ONE-UP)
◇戦国IXA(ONE-UP)
×Lands & Legends(ONE-UP)
×Lord of Knights(Aiming)
×Kingdom Conquest(ヘッドロック)
◇Dragon Ark(ヘッドロック)
×ブラウザ三国志NEXT(Aiming?)
×SAMURAI&DRAGONS(ヘッドロック?)

◆=ゲームについて語れるくらいはプレイ、◇=軽くプレイ、×=情報をサラっと見ただけ
()は開発元

について、簡単にまとめとプレイしての雑感。


・Travian(JP)
ドイツのゲーム会社が開発した、大規模オンラインブラウザシュミレーションゲーム。
以後受け継がれるTravianゲーの始祖。
昔はすごかったのだが、最近はあんまり話を聞かない。
わしの若い頃は…と創作武勇伝を語るお父さん。ドイツ生まれ。

現実時間に即して行われるシミュレーション要素や、
マス目で区切られた広大なエリアに複数のプレイヤーがひしめき合い、
領土を取り合うゲームジャンルのはじまりはこれ。

日本鯖が出た当初にプレイしたが、
始まりだけあってまだ荒削りな所が多く、
ゲーム終盤になると、内政してるだけで現実時間を食いまくるキチガイゲー

これのパクリであるブラウザ三国志から逆引用すると、
資源や倉庫を拠点ごとに独立して持ち、斥候みたいな輸送隊というユニットがあり、
拠点間で資源のやり取りがあって、すべての糧村から軍事拠点に2時間おきにピストン輸送しないと
数万の兵を養えない、拠点の数が10を超えて20とかになる、カード要素のないブラウザ三国志。

ええ、ゲーム終盤は輸送だけで1日じゅう忙殺されるし、
5万とか超えた大砲は、一度溶けると1ヶ月以上リチャージに必要で、
ビッグバンパンチみたいなものでした。
ガチャとかないから課金度はまろやかなものの、ゲームに縛られる時間が半端なくなってきたあたりで引退。


・ブラウザ三国志
Travianお父さんより生まれ、そのアレンジが受けて日本ではがっつり流行った。
イメージは成金の長男坊。全盛期は足元が暗いとお札を燃やしかねなかったが、
最近は羽振りのいい話を聞かない。そのうち無心にきそう。

旧AQI提供だが、開発やディレクションはONE-UP(現在ディレクションはAiming)

Travianは、リアルでがっつりプレイすることを想定していないんじゃないかと思える設計だったが、
拠点の倉庫や資源を統合するなど、よりプレイしやすいようマイルドに調整し、
かつデッキ要素を足すことで、簡単に入っていける面白さと、課金度を兼ね備えたブラウザゲームの寵児。
今となってはいろいろ言いたいところがあるのだが、リリース直後はTravianを見事に昇華させ、
可能性を持った傑作だったと思う。
発展させることが出来ず、現在は先細り中と感じたため引退。


・ブラウザ一騎当千
提供は旧マーベラス、開発はONE-UP

ゲーム内容はほぼまるっきりブラウザ三国志のクローンではあるが、
一騎当千(三国志の武将が現代の女子高生になって、脱衣しまくる漫画)の版権を注入した結果、
期間限定の衣装(水着、ミニスカサンタなど)をきたレアカードの大量追加や
合成してレベルアップするほど服が脱げるカード追加など、
オタク文化に根付いた独自路線を突き進む。

イメージは引きこもりの糞オタだが、
転売やアフィで生計をたてる。
愛人である一騎当千との間に生まれた妾腹の子。


・戦国IXA
ブラウザ三国志の成功を見て生まれた。
イメージでは長男のブラ三くんへのコンプレックスが強く、
一部上場企業に手堅く就職して、
何かと自営業よりサラリーマンのほうが安定してるとか、
長男より優れてると思う点をアピールしたがる次男坊。

ブラウザ三国志の戦争部分に焦点を絞り、またその期間を限定することで
よりマイルドにしたブラウザ三国志。
提供はスクエニではあるが、開発元はブラウザ三国志同様ONE-UP(これも多分現在Aiming?)


・Lands & Legends
三国志の武将を世界の英雄(アレキサンダーとかナポレオンとか)に置き換えた、
ONE-UPが自らFacebookに提供した海外向けブラウザ三国志。
リリース直後はアクティブユーザー10万人突破!とか言ってたけど、
開始4ヶ月後(ブラ三でいう1期が終わる頃)にはユーザ数は2万を切っていた。

兄ちゃんらはまだまだ小さい!ワイは世界で学んでくる!
と意気込んで、大学卒業後自分探しの旅に出たら、
そのまま海外で野垂れ死にした三男坊。

いっそ、アーサー王(♀)とか関羽雲長(♀)とかにして日本で出してたら、
あるいは成功したのではないか。あ、ブラウザ一騎当千か。


・Lord of Knights
ブラ三や戦国IXAを開発した部隊が、ONE-UPを抜けて新会社Aimingを設立。
そこでリリースしたIphone向けのTravianゲー。

ブラ三やIXAはワシが育てた、そして開発の主力はAimingにきたで、がはは
とリリースしたわりには、調べるまで名前すら聞かなかった。
アイドルになれると確信して書き置きを残し上京したものの、
場末のキャバクラでNo2くらいの微妙な位置な長女。


・Kingdom Conquest
ブラウザ三国志の成功を見て生まれた。
イメージはちやほやされてクソ生意気に育った孫。
最近は友達の李君に染められて弁髪にするなど、
良くない影響を受けてるみたい。

Iphoneアプリ界に降り立ったブラウザ三国志クローン。
提供はセガだが、開発はヘッドロック。

Travian+カードゲームで生まれたブラ三に、更にアクションゲームの要素を悪魔合体した結果生まれた。
いわばTravianお父さんの孫。
Iphoneでしか遊べないブラ三クローンという時点でやる気が全く起きないため、
やってないので知らないけど、見聞きした感じだとブラ三クローン(のしょぼいアクション要素つき)で、
中国人プレイヤーの問題が根強いようです。


・Dragon Ark
Kingdom Conquestの成功を見て生まれた。
ゴジラ細胞(Kingdom Conquest)とバラの細胞(GREE)に、
更に人の細胞(土田氏)まで混ぜた結果生まれた哀しい怪獣。
(フロントミッションやアークザラッドの人の最新作がこれかー…という意味で)
ゴジラ細胞にバラの細胞に人の細胞まで足したのだから、
多分ゴジラを倒しうる力を持つのでしょう。

提供はGREE、開発元はヘッドロック。
聞いた話ではほぼ丸々全てキングダムコンクエストのクローンらしい。
いいのかそれ?ブラ三とIXAでも思ったが、
A社に卸してる製品を、シールと細部ちょこっとかえてB社にも卸して、
しかもA社とB社は競合してるとか、ほんと、いいのかそれ?
ブラ三とIXAは結構マイナーチェンジしてたけど、ほとんど同じだと流石にまずくないの?
ま、GREEのゲームってそういうのばっかりだしな。
時代の寵児GREE様に喧嘩売れるところなんてないだろうし。
あ、あったわ、DeNA。というか現在喧嘩中。

Travianのクローン(ブラウザ三国志)のクローン(KingdomConquest)のクローンで、
GREEが噛んだ上に、土田氏(元スクエニでアークザラッドとかフロントミッションのプロデューサー)
が絡んだと聞いてインスコしてみたが、開始10分で消した。ツールなしでブラ三とかもう無理。


・ブラウザ三国志NEXT、SAMURAI&DRAGONS
ブラ三やキンコンの成功をみて、VITA市場を制圧すべく、
ドクター・ゲロが上にあげた数々のTravianゲー細胞からつくりだした人造人間セル。
でも、目的であるVITA市場ちゃんは生まれつきの心臓病ですでに死亡。
17号と18号も居ないので完全体にもなれない。そんな存在。
だいたい、Travianゲーはゲーム性(アクション要素)とか増やせば面白くなるってもんじゃねー。
「VITAでも遊べる」、ならわかるが
「VITAでしか遊べない」、閉じたコンテンツがソーシャルゲーと合致するわけもねー。
おそらくどっちも王大人が死亡確認しちゃうでしょう。