心理カウンセラーのイーグルかとちゃんです。
人は誰でも「自分は正しい」
と思って生きています。
まあ「間違っている」
と自覚してやっていることも
あるかもしれませんが、
概ねのことは「正しい」と
思って行動しています。
でもちょっと疑ってみてください。
「その正しさ、本当かな?」
これは例えバナシなんですが
うちはゴハンは夫婦どちらかが作ります。
お互い自由業なので
手の空いている方が
作ればいいって思っています。
今日のボクは午前中からお仕事が忙しいとします。
で、お昼の12:30にふと気が付きました。
お昼どうしようか?
ボクが作るかなと思います。
そしたら喜んでくれるな。
...いや、いや(※)
・昨日もボクが作ったぞ。
・今日はボクは仕事が忙しい
・ヨメは今、テレビ見てる
・だからヨメが作れば良いじゃないか
・いや作って当然だろう
・なぜ12:30になっても
何もしないのだ。
みたいな思考になったりします。
自分は
・よく働いて
・ゴハンも作る良い夫で
・家のことに対して平等
・そしてヨメの犠牲者
ヨメは
・気がつかなくて
・自分への思いやりが足りなくて
・怠け者
という「正しさ」が
ムクムクと出てきます。
正しいし当たりまえだと。
でも、ちょっと待って、
「その正しさ、本当かな?」
アナタは本当はどうしたかった?
目的はなんだったっけ?
ああ、そういえば
ヨメにゴハンを作ってあげようと思ったんだった。
ただ忙しかったので
自分をどんどん正当化してしまってた。
そう、
「正当化=正しくて当たりまえ化」
です。
前の「...いやいや(※)」のところで
「ごめーん、忙しいから
今日作って―。」
って言えばよかったんです。
そんな正当化しなくてもね。
その「正しい」って
正しいんじゃなくて
「やってあげたい」って
思った自分のキモチを
裏切った代償なんです。
「本当はこうしてあげたい」
っていうアナタの優しい想いが
ちゃんと裏にあるから
それをできなかった自分を
守るため正当化してるんです。
弱っちい自分を
責めないでっていう恐れから
「正しさのヨロイ」を着てるんです。
世間では極悪人と言われる犯罪者でさえ、
自分が正しいと思っています。
でも、ほとんどはこんな些細なことの
積み重ねでココロが凝り固まって
その大犯罪が起こります。
自分の本当は優しかったココロを
あざむいてしまったのが積もりに積もって
自分は社会の犠牲者だってカンチガイしてるんです。
「その正しさ、本当かな?」
ただ、そのキモチを感じてしまったのも自分。
それは否定しなくてもいいよ。
気づいてあげられればいい。

これでうちの家庭も円満(^^)b
このへんのことは
ボクが8年前に衝撃を受けたこの本に
わかりやすーく書かれています。
自分をあざむく「自己欺瞞」。
面白いよ。
自分の小さな「箱」から脱出する方法/大和書房

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この仕組を知った時、
ボクはビックリしました。
だって自分は正しいんですよ!?
正しいのに正しくない。
正しさを振りかざすと
よけい関係はおかしくなるんです。
正しさなんてそんなものってこと。
人間って面倒くさいね(^^)
今日のは、先日の
「その問題がなかったとしたら」
の姉妹記事です。
合わせて読んでね(^^)

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