『人を信じてみる』 | 【ココロと友達】大人の自己肯定感を育てる専門家かとちゃん

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うつや病気で休職3回を経験。今は心理カウンセラーとして優雅に生きるかとちゃんが、「自己肯定感の育てかた」をお伝えしています。

スンマセン、ちょっと長文です。

ボクは長年アトピーなんですが、
今日はその患者会のプチ忘年会に行きました。


みんな現在のステロイド標準治療に疑問を持ち
様々な治療法を試してきた人々です。


患者会って言っても

 みーんな超明るい
 みーんな超楽しい

そして

 年齢・性別・経歴・職業・興味もバラバラ
 治療法も超絶にバラバラ

でも、お互いのたどってきた道を知ってるから、
簡単に分かり合える。


とは言っても、
実はボクがここの人たちと知り合ったのは一ヶ月前。
実際に顔合わすのは2回目ぐらいなのです。
でも旧知の友人のような感じ。


なんでこんなにオープンでいられるのかなーって考えると、

やっぱり

 「ここの人たちはボクを傷つけない」
 「ここにボクはいてもいい」
 「この人たちは信じられる」

っていう信頼感、安心感なのです。



さて、
性善説と性悪説ってありますよね。
人とは本来、善であるか悪であるかっていうやつ。


ボクは小さいころのアトピーの様々な経験で、

 “人は根っこでは信じられないもの=性悪説”

と残念ながら信じてしまいました。


以後はその“性悪説”という言葉を持ち歩き、

「この人も信用でけん。」
「この人もボクを傷つける。」

と、信念を強めていってしまったんです。


実際のところ、その人たちは
そんな悪い人たちではありません。
(たぶん...)


性悪説だという思い込みが、
その人たちのちょっとした言葉や行動を
ヒドイものに見せてしまっていただけなんです。


そして大人になってもそれを手放せず
社会に出てからは特に

「オレは性悪説で生きてるから」

と公言までしていました。ヾ(。>д<。)ノウヒー


そしていつしか周りは皆、
敵に見えるようになりました。


実はみんなが差し伸べてくれていた

 優しい言葉や助け

も受け取ることができなくなりました。
そんなスバラシイものがあることも
気づきさえもしなくなっていきました。


そして心が壊れ、身体も壊れ
今に至る、と。




で、重いヨロイを背負った
長き暗いトンネルの中で
そこから脱しようと何をしたか、

“人を信じよう”

と決めました。


自分が後生大事に持ち運んだルールで
うまく行かないのでその反対だろうと。


人を信じられない自分はもうイヤだ!
傷つこうが何しようが信じよう!
「やっぱり悪い人だ!」探しをやめよう!


そう決めました。


すると、
みんなが善い人になっていきました。
その気持ちの持ちようだけだったんです。


確かにまだ、恐る恐るだったりしますよ。

でも信じて接してみる。
そしたらみんな優しい。


じゃあ性善説だったのかと言えば
そう単純でもない。

善いトコも悪いトコも持ってるけど
善くあろうとしている人たち。
悪いトコが出ちゃうのは、
たまたまそんなタイミングだから。

そして
ボクがみんなを悪者にすることで
ボクはそんなことしない善い人だと
証明することに躍起になっていたこと。


そんなことが分かりました。



で今日の忘年会。

同じアトピーだという条件付きではありながらも
その人を信じられれば、
ほとんどその人を知らない間柄でも
オープンに付き合える。

仮にアトピーだったとしても
本当にいい人かどうかは分からないのにね。
(いや、今日の人たちはみんないい人たちなんですよっ!)

でも無条件に信じている。


他の人たちにもそうすればよかったんです。
人を信じれば、その人も返してくれる。


騙されたらどうすんだヽ(`Д´#)ノ ムキー!!


その時は、その時。
だってその暗いトンネルにいるよりいいでしょ。


そろそろ信じてみるのもいいかもよ。

ボクは信じる方を選んで間違いなく幸せになったからね。


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