映画「BLACK KISS」がきっかけで存在を知り、ブログを読むようになった。

映画見た時に、「このロックなお姉さんは誰だろう、かっこいい!」と思って。

でもブログを読んでいるうちに、かっこいいのは見た目だけじゃなくて、生き方だって気付いて。

凄くロックで熱い人生を送ってるなあ、と。



私の母も、癌で亡くなったものだから、何だか重ねてしまって。

絶対に生き抜いて欲しいと思った。

段々とやつれていく姿を見て、長くはないなんてこと分かっていたけど。

それでも、やっぱり生きて欲しくて。



だから、訃報を知った時は信じられなかった。

と言うか、信じたくなかった。



苦痛から解放されたと考えれば、「良かった」と思えるし。

けれどやっぱり人の死って言うのは、悲しいもので。


複雑です。


苦しんでる身内(や、大切な人)を見るのって、本当に辛い。

一番辛いのは本人だけど。


彼女は彼女の人生を精一杯生き抜いた。

だから悲しむのは少しの間にして、「良く頑張ったね、お疲れさまでした」って云うのが一番の弔いになるのかもしれないなあ。

人の死ってなかなか認められないけど、認めなければいけないんだよね。



いつ死ぬか分からないからこそ、ロックンロールな人生を。



ありがとう、川村カオリさん。