たまには違ったアプローチ | 手書きの文字とぬりえで自分の取説と心の課題を見つけ、本来の自分を取り戻す 

手書きの文字とぬりえで自分の取説と心の課題を見つけ、本来の自分を取り戻す 

OL時代と現在の人事総務という立場から見ている従業員の人間関係の対処法、大震災後鬱の一歩手前から抜け出し、更に高校生から小学生まで4人の子育てでぶつかった壁を乗り越えた経験から、しなやかな心と考え方を持つことが生きやすさにつながることをお伝えしていきます。

    今年は珍しく、正月から本を読んで

います。読書は嫌いではありませんが、普段

はほぼ車移動なので、わざわざ時間を取って

まで本を読むことはほとんどありません。

    そんな中、数多届くメルマガから目を

ひいたのが、樺沢紫苑先生の「人生うまく

いく人の感情リセット術」出版記念動画

でした。手頃な値段で動画に本まで付いて

くるなんてお得!という下心丸出しな思いで

申込みしたのには、実は2つの理由があり 

ます。

    1つは、我が家には幼児、小、中、高校生

と4人の子供がいて、特に私と上2人とは 

色んな場面で衝突することが多く、それが

かなりストレスになっていました。最近は

だいぶ私自身が自分の気持ちをコントロール

するよう心がけるようにはなりましたが、

やはり怒りがMAXになると自分でも気持ちに

任せてやりすぎてしまうことも多く、その度

に自己嫌悪に陥るという悪循環。そこで少し

でも気持ちをリセットすることが出来れば、

私も必要以上に怒らなくても済むのでは、

と思ったのです。

    そして2つ目は、管理職で自宅に戻っても

寝るまで仕事のことを考えている上に、家の

中では私と子供達がうるさくて常にストレス

で死にそうだ、と話す主人のストレスをどう

にかする方法はないかと思ったからです。

    本人にも読むよう勧めてみましたが、元々

「師」と付く人に不信感を抱いているのと、

自分が興味ないと目もくれない人なので、

諦めて話のついでにぽろりと内容を伝える

ようにしました。

    いざ本を読み進めていくと分かったことが

あります。それは私自身、実は普段から少な

からず感情のリセットが出来ていたという

ことです。例えば、目の前の楽しいを

見つける方法とか、なんとかなると常に考え

ていたりとか、嫌いな人の良い面を探す

など…。

   私自身特に心理学を学んだわけでもあり

ませんが、自分の経験から自然と行なって

いたのでした。それも20年も前から!言い 

変えればそれが心をリセットする方法の一つ

だと知っていれば、私自身はもちろん、更に

私でなくとも誰もがもっと楽に生きられる

のではないかと思いました。

    またこの本では、ストレスをリセットする

だけではなく、うまくそれと向き合うことに

ついても書かれています。単に方法論では

なく、精神科医らしく科学的根拠に基づいて

書かれているところも興味深いところです。

    私は数年前に、極度のストレスに晒され

た友人を亡くしました。もしその時にこの本

に出会っていたら、また違ったアプローチが

出来たかもしれませんが、同じ過ちを繰り

返さないためにも、この本の他の方法もぜひ

試して、更にうまくストレスと付き合って

いければと思います。