くるみの銀行口座を解約に行きました

思った以上に軽い気持ちで…


あの娘、18才になっていたんだと

そんなにも月日が経っていて

成長していたんだと、痛感


成人しているので

本人さまは窓口に来られますか?



あっ、

18,そか

成人、18か



「来れません」


「えっ?」


「もう、来れないんです」



「9年前になくなりました

それでも、18才ですか?」


何を言っているんでしょうね、あたし


あたしの中では9才です



もちろん、

銀行員のお姉さんは

とても困っていたけど

しっかりと対応してくれました



もっと日の浅い頃なら

こんなの、絶えられなかった


そして、すぐに悲観的になってたから



相続、という言葉に

驚きはしたものの


金額的にも年齢的にも

とても気を使った対応をしてくれたけど

やっぱり上の人が出てきて

個別の場所で

法律上相続の手続きが必要だと



そりゃ、そうだよな〜

と、思えました


そか、

やっぱり9年経ってしまっているんだと実感したんです



戸籍謄本と印鑑証明が必要みたいです



それはそれで

別に受け入れることが出来ました



数年前のあたしなら

とても我慢が出来ず

まわりのひとが、全て敵!!

なくらいに思ったでしょうね



今となっては

久しぶりに「くるみ」の名前を

言えたこと

生年月日…言えたこと


18才なんだなぁ〜

って、実感できたこと


変に嬉しかった、

ヘンですね、まったく



悲観的になるどころか

丁寧な対応にホッとしました



なにを思ったのか

突然、解約に行ったんです


まさかの凍結でしたけど


これだけの時間と月日が

必要だったんだと感じました




少しずつ、少しずつ

あの娘のものとも

お別れをしなきゃいけないです


あたしがやらなければ

というより

誰にもやってほしくはないから



9年の月日で

色あせ、破損、

それが逆に申し訳なくて…