2014 J1 第29節 サガン鳥栖戦 (等々力) 上昇気流に乗れるか否か

久しぶりに楽しいサッカーが観れました。視察に訪れていたアギーレもフロンターレのサッカーに魅了されたんじゃないでしょうか。

高いディフェンスラインで選手間の距離が非常に良く、この雨の中でも選手たちの技術と精度が非常に高かった。

前回のブログでキーマンに挙げた真希。豊富な運動量で攻守に効いていました。彼の存在がリョータの高パフォーマンスの繋がりました。動きの質も明らかに良くなっていて、憲剛がスタメン復帰しても外せない存在になりそうです。

ゴールをこじ開けたユウスケ。キャプテンとして出場したときのパフォーマンスの良さは責任感からくるものなのか。来季は憲剛にプレーヤーとして専念させ、彼がキャプテンを継いでも良い気がします。

上昇気流に乗れるか否かは、次節以降残留争いの2チームに勝ち切れるかどうかにかかっています。

先ずは明日のアウエー甲府戦。ぜひ勝ち点3を持ち帰ってきて欲しいです。

もう一度、優勝争いに加わるために

万博での敗戦で、優勝争いから一歩後退してしまいました。残り6試合で首位浦和レッズとの勝ち点差は8。2位ガンバ大阪との差は4。1つも落とせないのはもちろん、6連勝しても優勝に手が届くか、厳しい状況になってしまいました。

なので否が応でも直近の鳥栖戦は、非常に重要な試合になります。勝利は必須で、できればチームが再び上昇気流に乗れるような勝ち方が望まれます。準備期間が2日間だけなので、新しい戦術等の取り入れは現実的ではないです。一番の特効薬はスタメンの若干の変更が現実的だと思います。

洋平さんが離脱中でリキの一択になっているGK。ここにメスを入れる必要性を強く感じています。個人的にはショータの抜擢を推したいです。プロでの出場経験がないものの、今シーズンはベンチ入り機会が多くなり、デビューが現実味を帯びてきたからか、練習での姿勢からポジティブな変化が生まれつつあるショータ。博打的な手段になりますが、当たればチームのムードも一変する気がします。

そしてチームの心臓でもあるボランチ。チームの象徴でもある憲剛さんが、満身創痍でもあるので、ここはリョータのパートナーに賢太郎を起用して欲しいです。YNC準々決勝の2試合のみのコンビでしたが、ゲームの組み立てはもちろん守備の局面でも非常に安定していました。未来への布石も兼ねて再び試して欲しいです。

そして左右のサイドハーフに真希とジュン。二人が攻守にハードワークして中盤を活性化させる。攻撃面で非常に貢献度の高いレナトはベンチのジョーカーに。

と好き勝手に色々書きましたが、果たしてヤッヒーがどうチームを立て直すのか。

明日のメンバー発表に注目したいと思います。

2014 YNC 準決勝 第2戦 ガンバ大阪 (等々力) タイトルを獲るためには

勝ち抜けることは叶いませんでしたが、選手もサポーターも最後までファイトした素晴らしい試合でした。

ただまだまだタイトルを取るには遠いなとも思えた試合でした。

上手いチームにはなりつつあるのですが、強いチームにはなるにはまだ成長と熟成が必要です。チームでゲームをコントロールできる力を養わなければなりません。

早い時間帯での嘉人の先制ゴール。しっかり守りつつ、残りの80分でもう1点取れたらOKだったのです。重要なのは、失点をしないこと。ただ、前半のうちに2失点。自滅に近い負け方でした。

2失点を録画で繰り返し観ましたが、やはりCBコンビとボランチコンビの連携不足に尽きると思います。ガンバは巧みにそこを突いてきました。

残るタイトルはリーグ戦のみとなりました。首位と勝ち点差8の4位ですが、まだまだチャンスはあります。

先ずは今週の万博の鬼門をぜひ打ち破って欲しいです。