ジャッキー・チェン祭放送にて、以下拳シリーズ！
＊BS松竹東急で月曜20時から(木人拳のみ木曜)吹替完全版
・5/13：龍拳
・5/27：クレージー・モンキー/笑拳
・5/30(木)：少林寺木人拳
懐かしくもあの頃と違った目線での鑑賞に改めて、ジャッキー・チェンという唯一無二のスタアに魅了されているこの頃です☆彡
拳シリーズは残り三作、石丸博也さんの限定復活による吹替完全版です！！ぜひぜひお楽しみにー★
ここからは放送順にて酔拳＆拳精の感想です。
＊ドランクモンキー酔拳 1978
物語：改心の為酔いどれ師匠にしごかれたドラ息子が父を救う。
拳法混乱(カンフージョン)の歌が～！！もうこれだけで感無量♪ここだけ観られれば悔いなし！(いや本編も観ろよ・拳)
チビの頃鑑賞した時にはこの歌なかったんです。将軍令などはありましたが、デカくなってこの歌の存在をこの道の方々に教えて頂いて、いつか歌有りの放送が観られたらな～と★
昨年夏頃の放送に歌はあったのかな？見事に見逃しました・アホドジマヌケアンポンタン(殴)今回の放送へ感謝↓おじぎ↓(深々)歌と共に表演ウレシ☆彡拳シリーズと言えばなOPだなと♪
冒頭皆で修練シーン、出た出たディーン・セキさん(笑)ヤな奴だけどどこか憎めません、登場だけで笑わせてくれる彼ならではのおかしみが魅力的だなといつもホッとします☆
ドラ息子良いですよね～かわい子ちゃんからかって何やってんだかバカバカしいやりとりながら、そのバカバカしさがくだらなく愛くるしく微笑ましい★にしてもおば様の柔軟性凄し！！
オイタしたかわい子ちゃんとおば様が来訪し、おば様は父の妹だそうで、母子に見事上げて落とされとるジャッキー(笑)ご立腹のお父ちゃんは息子をとある人の元で一年修行させることに。
蘇化子師匠役のユエン・シャオティエンさんのクセ者感がまた良き♪おそらくスタント有りの方に思いますが、布棍やぐい飲みなどでの小技が器用で側転も綺麗！遊びながら敵をおちょくる頼もしさに、ただ者ではないヘンな人感が(褒め言葉)ステキ☆彡師弟が出会う店での食事がとっても美味しそうー★
敵役にウォン・チェンリーさん、師匠と同じく蛇拳でも共演。蹴り技が頗る圧巻の方で容赦なし！ジャッキーとの出会いシーンは屈辱的なジャッキーに悲しくなりました・・ですがこのシーンがあったことで修行に身が入ったと思えば良きかな？師匠とも仲良くなれました☆師匠の一張羅が焦げて不憫ですが・笑
毎度の修行シーンながら今作もなかなかにハード。ジャッキーは悪知恵絞ったりヘロヘロながら簡単そうにこなしてますが、やろうと思ってできる気しません。ここでも師匠の小技が光ります！
しごかれて少しは改心したかと思えば全然ですね(笑)一人で美味しい物食べて頼まれた酒は水で薄めて、今こそ酒を！な時に師匠の見せ場が台無し(笑)それでも睦まじい師弟です♪
一緒に賭け事してる時なんて名コンビ！イカサマ師が頭突きの得意な相手でしたが、名コンビなおちょくりで成敗！さらに師匠に襲いかかった棒使いなど、ウォンさん以外にも様々な敵さんも登場されて、色んな武術対連が拝めるのが楽しいです☆彡
修行の仕上げに酔八仙から仙人ごとの得意技をご披露！カンフージョンの歌に胸熱♪ただ、八人目が女性仙人の為技がわからず結局仕上がりません(笑)そんなこんなで父の窮地にいざ決戦！！
酔拳を駆使してウォンさんへ向かっていきますが、案の定女性仙人で行き詰まり、即興で編み出したおネエ様が粋です・笑
改心したかはさておき(笑)父を救ってめでたしめでたし劇終！
修行・仙人技ご披露など磨かれた技の数々とコミカルさが融合した軽快で高度な遊び心に、何度観ても面白く色褪せない名作☆彡
＊拳精 1978
物語：七殺拳で悪行を働く者へ五人の精と五獣拳で挑む。
お話としての記憶が薄い作品ながら感情としてはとっても好きな気持ちが思い出されました。今回鑑賞して感じたのは天中拳と似たようなノリだなーと♪そりゃ大好物なわけだ・笑
ゆるいテンポもジャッキーの残念な素敵さも似てる(笑)あちらは風来坊なダメ男感でしたが、今作では悪ガキな感じで、それがめんこくもありますが、美人を泣かしちゃダメよー泣かせ方が幼稚でヒドい(苦笑)美人なヒロインは動ける方のようで、回転や柔軟など素晴らしく凜と可憐な方★お声が藩恵子さんで歓喜～！
拳シリーズ中異色作にも思いました。何故か隕石(？)が降ってくるはタイツにポンポンつけたような奇妙な精が登場するはで、武侠ものにSFチックって珍しいなと。五人の精の記憶はありましたが、ヘンテコな格好(褒め言葉)は今ちゃんと認識しました・笑
シリーズ中様々な面白味で愉しませてくれるディーンさん、今作ではジャッキーの仲間の一人として登場。いつものイヤミっぽさや目立つおかしみはありませんが、何だろう・・・いてくれるだけで良い意味で笑っちゃう☆今作では情けなさがまた・笑
仰天歓喜な発見にMr.BOO！ギャンブル大将にて終盤巻き込まれ事故な不憫男さんが！出番少ないのに印象的な不憫さが面白い方でしたが今作でも不憫さが良き★見えない精を見ようとお札はっつけつつ弄ばれてるのが(笑)ユニークな方は残りますね～
お話としては盗まれた極意書による七殺拳で暴れる奴をどうにかせねばな物語で、壁から発見されたボロい極意書と獣それぞれの精によるほのぼの修行(褒め言葉)で五獣拳を会得したジャッキーが立ち向かいます。まま厳かな内容ですが、SFチック・ゆるさ・ジャッキーの残念さ・ユーモラスな人がちらほらなどと共に、
ゲーム音楽のようなチャイナ・ガールの歌も助けてコメディの方が際立っている気がします♪今作にOP表演はありませんでしたが、良い場面に流れるであろう歌をまさかおマヌケジャッキーシーンで最初に聴くことになろうとは～いえ、歌の遊び心にピッタリでしたが☆彡勿論名シーンでも流れますが、熱くなるというよりやはりおかしみが増すという感じかと・笑
極意書を盗んだのは少林寺内部の者であり実は・・と考察する楽しみもありますが、ちょっとツッコンでいいでしょうか？冒頭で盗みに入る侵入者＝犯人の風体と合致しないのは私だけでしょうか？野暮ですね、同一なら失礼ですね、黙ります・笑
敵役にはもちろんジェームス・ティエンさん～！相変わらず渋くカッコイイ悪です★お声が青野武さんや～これまた仰天歓喜！名バトルでありながらもジャッキーのコミカルさや精たちの遊びように歌もあって緊迫感がなくオチまでゆるい・笑
犯人とのラストバトルとか中盤での対十八羅漢とか対美人さんとか(これはちょっと強いただの悪ガキ)おかしみ漂う修行とか・・様々な凄い武術が拝めながらも何かシまらないなーと・笑
そこが魅力なんでしょうね☆彡今作然り他作品然り元々お気に入り作品ですが、映画の見方が変ってからはよりコミカルさに魅了されているこの頃♪気楽に愉しめる拳精、名作です！！
にしても1978年作品多いですね、今作と酔拳に蛇拳・天中拳・龍拳も！？撮影忙しそうなお年ですね、観る側はウレシ！
残る放送は龍拳・笑拳・木人拳。笑拳はタイトル通り笑える軽快な作品で大好きです！！木人拳は色んな武術ありドラマありでホロリと切なくこれまた大好き！！龍拳は記憶が薄いよーチビにシリアス系は難しかったのかもしれません。
ただ、兄は龍拳は好きらしい。コミカルさだけはない何かしらの面白さがきっとあるのでしょうね、今からワクワクです☆彡残り三作、貴重な放送ですよ～どうぞお楽しみに～！
以上、酔拳＆拳精の感想でした！お付き合い頂き謝謝ー☆