アスティの中のアスティ 『ARIONE Asti spumante』 | 飲んではハイに 醒めては灰に

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また徐々に暑さがぶり返してきた。


加えて仕事先の店舗でも空調をセーブしているため、参ってしまう。



そして仕事から帰り、シャワーを浴びるとどうしてもスパークリングが飲みたくなる。



この時期、我が家の冷蔵庫はスパークリングとスッキリ系白ワインのオンパレードだ。


特にスパークリングの減り方は尋常ではない。

ちょっと人には見せられない。



そんな中でもたまに飲みたくなるのがアスティ・スプマンテだ。



アスティ・スプマンテはご存知の方も多いだろう。


イタリアのピエモンテ州で造られる甘口のスパークリングワイン。



厳密にはアスティ県を中心にクーネオ、アレッサンドリアで生産される。


使われる葡萄品種はモスカート・ビアンコ。



写真はアリオネ社のアスティ・スプマンテ


インポーターはロイヤルリカー、そして伏見ワイン。

(写真はロイヤルリカーのもの)


価格は1,500円前後だったろうか。



アスティ自体は日本にも腐るほど輸入されている。

だが、本当に上質なものはそんなに多くないと個人的には思っている。


有名なところではチンザノ社やガンチア社のものが有名だろうか。


しかしアリオネ社の方が断然上質だ。



アリオネ社は1871年、ルイージ・アリオネ氏によって創業。

創業当時は家族8人で経営されていたが、現在では三ツ星ホテルを経営するまでに至った。


赤ワインのバローロなども生産してるが、やはり注目はアスティだろう。


海外での評価も高く、2007年ヴィニタリーで優秀ワインに選ばれた実力派だ。



色調は淡い麦藁色。


マスカット特有の芳醇な香りに加え、オレンジや白い花のような香りも感じられる。

余韻は長く、後味は爽やかだ。


上質な甘さは嫌味ではない。

デザート合わせれば最高だ。



アスティは手土産の定番でもあり、誰もが一度は飲んだことがある。

どのアスティを選ぶかは思う以上にセンスがでるのではないだろうか。


ぜひアリオネのアスティは覚えておいた方がいい。


特に男性は。



いざという時に役に立つはずだ。




まぁ、今まで一度も”いざ”というときは来ていないが。




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