点滴前の血液検査では、いつものように血管がわからずに看護師さんが四苦八苦。
いつもご迷惑をおかけしております
担当の先生の診察もいつも通り。
「どう?」
どう? どうってナニが
いつも返答に困るけど、とりあえず「今は吐き気もなく元気です」と答える。
血液検査の結果を聞くための2度目の診察室では、なんか先生様ご機嫌ナナメ。
「白血球の数値は3900だから問題ないね、じゃ頑張って」
抗がん剤投与には問題ないレベルなんだろうけど、私の白血球の数値は通常5000〜5600くらいなので、やっぱりかなり減ってるんだね。
いちばん数値が下がるって言われてる2週間目にはどのくらいになってたのかな。
不機嫌全開の先生、そのあと点滴処置室前で待ってた時、たまたま横を通って「まったく、いい加減にしろよ…」って呟いてた
何に対してかわからないけど。
でも、となりにいたおばあちゃんも「えっ?」って顔してたよ! 患者に聞こえてるよ!
ダメでしょ、そういうの 医師として
ハイ、今日の抗がん剤も前回と同じくE(エピルビシン)とC(シクロホスファミド)の併用。
赤いのと、
皮膚が引っ張られて痛いっす
今回は看護師さんに「刺したとこズキズキ痛いっす」って訴えましたわ。
前回はイライラするくらい点滴の落ち方が遅かったけど、今日はなんかものすご早かった。大丈夫か
んでもって、終わりに近づくにつれて頭が痛くなる。
痛いっつーか、鼻から前頭葉にかけてツーンとくる感じ。
それも看護師さんに伝えると「たまにそう訴える患者さんがいらっしゃるので調べたんですが、エピルビシンの原料にマスタードを使ってるので、それでツーンとくるらしいんですよ」とのこと。
ホンマかいな
乳がんの治療に使う抗がん剤はマスタードガスを原料に使ってる、というウワサは聞いたことあるけど。
抗がん剤に関しては調べれば調べるほど怖くなるけど、今の時点で私に「抗がん剤は拒否します」と言う勇気はない。
たまに著名な方々で「抗がん剤を使わずに民間療法で」って公表する人がいるけど、抗がん剤以外のありとあらゆる療法を試すんだろうし、それには高度医療も含まれるだろうし、最近よく聞く免疫療法ってのも高いらしいし、お金持ちしかできないよね
私の場合は現状、リンパと静脈を介して全身に回ってしまった(かもしれない)がん細胞に対し、抗がん剤が効いてくれることを祈るのみ。
さてー、ちょっと吐き気がきたっぽいので帰りますか。
トイレ行ったら赤いのが出た。
前回は生理中だったんでわからなかったけど、コレか。
予約も入ってないし、もー帰っていいっしょ
ほな、バイナラ、ラナイバ