鮎川茜（石原さとみ）は女子高の教師。ある時、彼女が勤める学校で、自殺を生中継した動画サイトの投稿映像が噂となる。しかも、その生中継を偶然見ていた人も亡くなったという。やがて、茜の教え子である典子が不可解な死を遂げ、さらに時を同じくして、各地でも同じような不審死が相次ぐ。警察は一様に自殺と断定するが、亡くなった人たちに共通するのは、死の直前に、ある動画を見ていたという事実だった……。そして、度重なる死の先に“貞子復活”を目論む男・柏田清司（山本裕典）が関係していることを掴む刑事の小磯（田山涼成）。そんな中、茜の恋人・安藤孝則（瀬戸康史）の身にも危険が迫る……。
いやー噂に違わぬ酷さでしたね。
一回監督さんに、本当にこれで貞子としていけると思ったのか質問してみたい。
アバンの段階でここまで嫌な予感しかしないのもなかなか。
色調のせいで日本のホラー映画らしいじっとりとした感じが全く無いとか、3D効果狙い過ぎな演出のせいで2Dだとかなり滑稽だとか、そもそも怖くないとか突っ込みたいことはたくさんあるけど、何といっても後半の怒涛の展開だよね。
もう貞子完全にモンスターじゃないですか。
いやそもそも髪を伸ばして犠牲者を捕まえている時点でモンスターといえばモンスターなんですけど。
石原さとみ演じる主人公も、貞子に追われて怖がっているかと思えば、背後から飛びかかってくる貞子に無表情で鉄パイプの一撃を喰らわせてみたり、キャラ設定に整合性がなさ過ぎる感が。あと結局何で主人公の悲鳴で貞子が消滅するのかもよく分からなかった。見逃したのかもしれないけど。
でも後半のやり取りがモンスターパニック映画好きとしてはなかなか嫌いじゃない
感じだったのが幸いなような悔しいような。
貞子2 3Dとガッチャマンはダメ映画好きとしてはちょっと見てみたい気もするんだけど、間違いなく金をドブに捨てることになるんだよなぁ……
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