映画「ランド・オブ・ザ・ロスト」感想(ネタばれ含) | B級映画の感想や漫画、アニメのブログ@黒豆

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あらすじ
エドガー・ライス・バローズの世界的SF冒険小説を原作としたアクション。“魔の三角地帯”バミューダ・トライアングルを航海中に巨大な嵐に遭遇したフロスト夫妻と友人たちは、気が付くと絶滅したはずの太古の恐竜が巣食う無人島に流れ着いていた。

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嵐に遭遇して気が付いたら未知の島にたどり着いていたというかなり使い古された設定の映画なんだけど、それもそのはず原作はエドガー・ライス・バローズという方が1924年に書いた太古世界シリーズという小説。ちなみに他にも地底探検シリーズや、この間ディズニーで映画化されたジョンカーターの原作である火星シリーズなどを書いている凄い人(参考:wikipedia)

ちゃんとした原作があるおかげか、物語的には大きな破綻は無く、典型的な冒険ものとして進んでいく。ただところどころ明らかにテンポが悪い部分もあったりして、露骨な尺稼ぎを感じざるを得ないのは致し方ない。

DVDにも大きくT-REXが描かれているけど、基本的に出てくるのはこのT-REXのみ。あとは序盤にプテラノドンらしき翼竜がちょっと。T-REXのCGはかなり残念な感じだけどB級映画を見慣れている人ならぎりぎり見られないこともない。

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それから仲間の1人を水中に引きずり込んだ謎の触手。本体が映らなかったので何の触手なのかは不明。最初は蛇かと思ったんだけど、デザイン的に違うっぽい。
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島には主人公たち以外にも大戦中の兵士たちが流れ着いていたりするんだけど、この兵士たちとの洞窟内での銃撃戦が悲しいぐらい緊迫感が無い。撃たれて物が壊れたりするようなエフェクトがないからだと思うんだけど、黙々と無表情で銃を撃ってるのをただ見せられるのはちょっとつらいものがある。


ストーリーとしては、途中で主人公たちを裏切って島を脱出した2名のその後が不明だったり、兵士たちと協力して潜水艦で脱出した人たちのその後も不明だったり、そもそも主人公とその妻は島から脱出出来なかったりといろいろ気になる部分はあるんだけど、この辺りは原作からしてそんな感じなのかな?

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総評としては、序盤~中盤までは結構見れる。T-REXが石油の源泉に集まる?(うろ覚え)設定とか、周りにT-REXがいるかもしれないのに思いっきり蓄音機で音楽を流してるシーンとか、最後T-REXは倒したけど他にもプテラノドンとかいるのに主人公と妻は島に残ってやっていけるのかとか、細かい突っ込みどころはたくさんあるけどそういうのを笑いながら許せるなら後半も全然見られると思う。
ただ基本的に島でのサバイバル(といっても大したことしてないけど)が中心なので、CGがしょぼくてもいいから大暴れする恐竜が見たいと思っているとかなりがっかりかも。

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