映画「ゾンビランド」感想(ネタばれ含) | B級映画の感想や漫画、アニメのブログ@黒豆

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あらすじ
人類の大半が人食いゾンビと化した世界で、引きこもり青年のコロンバス(ジェシー・アイゼンバーグ)は、ゾンビの世界で生き残るためのルールを作り、それを実践して生き延びてきた。故郷へ向かう旅の途中、屈強な男タラハシー(ウディ・ハレルソン)、したたかな姉妹ウィチタ(エマ・ストーン)とリトルロック(アビゲイル・ブレスリン)に出会い、ゾンビがいないとうわさされる遊園地を目指してサバイバルの旅を続ける。

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ドーンオブザデッドを抜いて北米で最もヒットしたらしいゾンビ映画。
その興行成績に違わぬ面白さだった。

OPの時点でもうすでに面白うそうな感じがプンプン。血しぶき飛び散ってるのにおしゃれな感じがするね。

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左が主人公のコロンバス、右が道中で出会うタラハシー。コロンバスは引きこもりの青年だったんだけど、「トイレに用心」「後部座席を確認」など独自のルールを使ってこの世界を生き延びていた。俗にいう死亡フラグ回避。以前感想を書いたロンドンゾンビ紀行もそうだけど、もうゾンビについての知識を映画を見てる観客含め多くの人が知ってるから、ゾンビに対する対処法がある程度分かってるうえで進んでいくのでテンポがいい。
ちなみにルールは全部で32個あって、劇中では全部出てこないけどwikipediaなどで知ることが可能。
タラハシーも一見強面な感じだけど、アル中のような勢いでトゥインキーという甘いお菓子を欲するところとか、憎めないキャラになってる。

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そんな二人が出会うのがウィチタ(画像右)とリトルロック(画像左)。妹のリトルロックが噛まれたと嘘をついて銃と車を奪ったりかなりの悪女。でも、そのあとなんやかんやで一緒に行動をするようになる。ウィチタが、コロンバスの故郷がすでに壊滅したことをつい口走ってしまった時に「ごめんなさい」と謝るシーンなどで、この姉妹も根はいい人なんだろうなっていうのがわかる。
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そこからはホラー映画というよりロードムービーといった感じで物語は進んでいく。そして立ち寄ったハリウッドの高級住宅街でまさかのビルマーレイが登場。しかもビルマーレイ役。ゴーストバスターズのシーンまでやってくれるというサービスっぷり。でもゾンビメイクでコロンバスを驚かそうとしたところ本物のゾンビと間違われて撃たれて死亡。正直驚かしに行く時点でそんな予感はしてた。
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とうとうたどり着いたゾンビがいないと噂の遊園地「パシフィックランド」。でも普通にゾンビはいた。
それまで本編中に出てきたゾンビの数はあんまり多くなかったんだけど、このクライマックスではかなりの数のゾンビが出てくる。主人公側も、お化け屋敷のギミックでゾンビを倒したり、ジェットコースターから狙撃したり、遊園地らしい様々な見せ場が盛りだくさん。
タラハシーがお菓子を売ってるお店に立てこもるシーンがあるんだけど、構図的に爆発して周りのゾンビとともに心中するんじゃないかとひやひやしていたら、スタイリッシュに全滅させててわろた。

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無事全員パシフィックランドから生還して、4人そろって旅を続けるハッピーエンド。
グロテスクなシーンもほとんど無いし、旅を通じて4人の交流が深まっていくなど、ドラマ面での見どころも多い。パシフィックランドでのコロンバスとタラハシーの奮闘はぐっと来た。
コメディ色はいらないから絶望感のあるゾンビ映画が見たいという人には向かないけど、普段ゾンビ物を見ないような人にも幅広く勧められる映画でした。

その他の映画感想記事一覧はこちら→感想まとめ

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