皆さんこんばんわ。完成間近の靴が破れ、そのせいか身体が重く昨日一日塞ぎこんでいたアホ山バカ男でございます。今後、あのような失敗を繰り返さぬよう気を引き締めて今日を迎えた矢先の今朝の寒さに心折られたアホ山バカ男、彼女なしでございます。
かような体たらく、福の神さまにはとっくに見放されていたのでしょう。一山当てる意気込みで３年間毎週２口買い続けたロト６で当たりがでたのはわずか１回。それも１０００円でございます。２口４００円×１年５２週×３年＝６２４００円。たいした額ではございませんが、せめて世のため人のため、お役に立てればと募金のひとつもしておれば、そっぽを向かれた福の神さまも、そのやんごとなきお力で靴が破れるのをお知らせ下さったかもしれません。盆暗な自分に涙が出ます…。
では、古代より人の手に受け継がれし神々の叡智靴作り講座、始めたいと思います。
木型に中底を釘で仮止めし、シャンクを貼り付けます。このとき中底の厚みを調整するのを忘れてはいけません。メールの返事は忘れても、中底の調整と鍋の火は忘れては危険です。わたくし、風呂の種火を一週間着けっぱなしにしていたことがあります。ご用心ご用心。
ヒールの前端にあたる部分を木で補強します。体重がかかる部分です。補強を入れなかった靴のシャンクが折れることがしばしばあります。この部分、別名「こころ」でございます。
その上から革を貼り付け…
整形します。これで中底が出来ました。次回は釣り込み作業です。釣り込みとは革を靴型の形に整形することです。これは相手を自分の思うように変えるという意味ですので、ほかにも、今度のデートで相手と最後までいきたいときに「今度こそ釣り込んでやるぞ」「あたしの釣り込みは若いコには負けないワよっ」などとお使いください。
以上、知って得する「カーマスートラ初級編」でした。
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