Yahoo(毎日jp)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081130-00000003-mai-pol
任期満了に伴う来年4月の名古屋市長選の候補者選びで、
民主党愛知県連は名古屋市教育委員会の山田哲郎教育次長(54)を軸に最終調整に入った。
山田氏については、行政経験や党支持団体の愛知県教員組合(愛教組)委員長を務めた経歴から、
党内の幅広い支持と本部の後押しが得られると判断している。
名古屋市議会は民主党市議団と自民党系2会派、
公明党市議団の4会派で与党を構成している。過去3回は同一候補を推薦しており、
元教組委員長の山田氏では自公両党が相乗りするのは困難との見方から、
一部には別の市幹部らを推す声もある。
山田氏は愛知教育大学卒。
中学教諭を経て97年から3年間愛教組委員長、06年市教委学校教育部長、08年から現職。
民主党県連は29日にまとめた候補擁立の基本指針となる「名古屋ビジョン」で教育重視を掲げている。
候補擁立をめぐっては、
小沢一郎代表が県連に対し「自民と我々は根本的に考え方が違う」と独自候補擁立を促しており、
山田氏の擁立が有力となっている。
中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/article/politics/news/CK2008113002000059.html
来春の名古屋市長選で、民主党愛知県連は29日、
同市教育次長の山田哲郎氏(54)=同市千種区=を軸に、候補者擁立を急ぐと決めた。
市議会最大会派の民主の動きを受け、年内に候補者を決める構えの自民、公明も対応を迫られる。
山田氏は元連合愛知副会長。民主党県連は連合系労組の全面的な支持が得られると判断した。
労組出身者なら、相乗りを原則、認めないとする党本部の方針にも合致する。
名古屋市長選は本山政雄元市長(98)の3選目(1981年)以来、多党相乗り候補が当選。
2000年に連合愛知から市に復職した山田氏の調整能力や統率力への評価は高く、
最終的に「民自公」相乗りの形になる可能性もある。
山田氏は29日、本紙の取材に「(民主から)打診はなく、現時点で何も答えられない」と話した。
山田氏は1976年、愛知教育大卒。
名古屋市内の中学教諭を経て95年から同市や愛知県の教員組合委員長。
今池中校長や市教委学校教育部長を歴任し2008年4月から現職。
市長選では松原武久市長(71)が10月下旬に4選不出馬を表明。
愛知県商工団体連合会の太田義郎会長(64)=同市中村区=が、
共産党や労働団体などでつくる「革新市政の会」の推薦を得て出馬する意向を示している。