ATG~準備編~ | 小児再生不良性貧血(Childhood-AA)だけど・・・再生させちゃいます

小児再生不良性貧血(Childhood-AA)だけど・・・再生させちゃいます

娘の再生不良性貧血(AA)&パパの微少変化型ネフローゼ症候群の闘病記と子育て、そして趣味?の料理のブログです

先日飼い始めたけど

水漏れが発覚しためだかの火鉢

この間の日曜日

嫁の実家に行って

新しい家を貰ってきた


小児再生不良性貧血(Childhood-AA)だけど・・・再生させちゃいます
何だろう?

これで漬物でも漬けてたのかな?

今度は水漏れもなし

前の火鉢よりひと周り大きくなって

めだかも元気に泳いでます

詳細は後日ニコニコ



さて今日はATGについて

ネオーラル

G-CSFが効いて

ポンツがATGを打てる状態になった

って先日 書いたけど

もうひとつの要因は

肝臓の値が良くなってきたから(カッコ内は基準値)

GOT 60(13~33)

APT 98(6~27)

T-Bil 2.4(0.3~1.3)


因みに肝炎発病時(2009年4月7日)は

GOT 2436

GPT 1976

T-Bil 5.7(←2009年4月20日に最高値17.5)

GOT GPTの値が異常に高いですが書き間違えではないです


T-Bilって

黄疸の指針の値みたいなもので

この値が高いと顔が黄色くなるし

高いと胆汁がちゃんと出てなくて

うんちに色が付かない

本当に真っ白なうんちが出る


今更ながら

ATGとは何ぞや?

と思っている人に

分かり易く説明を・・・


ATGとは

再生不良性貧血(以下AA)に有効な治療薬で

この投薬で約7割の人に効果がある


ではどんな薬なのか?

簡単に言えば

AAという病気は

自分の免疫力が強すぎて

白血球の中のリンパ球の中のT細胞が悪さをして

自分の身体を攻撃をして

造血を抑制している病気

※白血球の中には

 主にリンパ球 ウィルスを退治する役目

    好中球  ばい菌を退治する役目

    その他 4つくらい血球はあるけど、リンパ球と好中球が殆どを占めてる


じゃ~その悪いリンパ球をなくしてしまえばいい

という理由からATGは作られました


人間のリンパ球を

ウサギ(一昨年までは馬だった)に入れると

ウサギの中でそれに対しての免疫が出来る

それを抽出して薬にしたのが

ATG


そのATGをAAを発症している人に入れてやると・・・

「何か入ってきた」

って思って

悪さをしているリンパ球が

自分の身体を攻撃するのを辞めて

ATGを攻撃する

すると・・・

元々血液を造っていない訳だから

攻撃することによって

悪さをしていたリンパ球が無くなる

そして

新しい悪くないリンパ球が作られる音譜


って仕組み


その為に

ATGでの治療を開始する前に

G-CSFって白血球を増やす薬を注射して

増えてきたところで

ネオーラルって薬で

好中球を増やして

ATGでの治療が始まった時に

白血球の中の血球が

ゼロになって全く免疫を持たない身体にならないように

下準備してから

治療を開始した

っていう事


なるべく分かり易く書いたつもりだったけど


分かっていただけましたか?


次回は

このATG治療を開始したポンツについて書きます