坂東玉三郎 特別舞踊公演
一、口上
二、羽衣
三、吉野山
八千代座のあの舞台で、あの近さで、
玉三郎さんを拝見できるなんて!
なんて贅沢なことだろう。
玉三郎さんは想像以上に華奢な印象を受けましたが、
重たい衣裳を身にまとい、大変な動きをしているというのに
柔らかくしなかやかでいて軽やかな踊り。
玉三郎さんが踊るとフワリと花びらが舞っているような感じでした。
あんなにも繊細に踊ることができるなんて・・
衣裳も豪華で、すごくお似合いで、圧倒的な美しさでした。
吉野山では中村獅童さんと息の合った踊り。
獅童さんは今までで一番好きだったかもしれない。
舞踊公演というだけあって、踊りが中心となっているので
すごく見ごたえがありました。
あーもっと見ていたかった。
やはり八千代座の木のぬくもりや、近さのなかで
舞台を観ると全く違うような気がします。
本当に素晴らしかった。