「みずうみ」
よしもとばなな
久しぶりによしもとばななさん。
読みやすくてサクサク読めた。
普段、誰かの前にいるとき
自分の感情を全部出したりしない。
立場だとか、周りのことだとか
何だか色んなシガラミに縛られて
行動したり発言したり。
そうしてると自分がよくわかんなくなっちゃったりする。
明るい部分も暗い部分も、
ぜーんぶひっくるめての自分なんだけど
出せない部分が多くを占めちゃうと苦しくてたまらなくなる。
すぐそばにちゃんと見ててくれて
受け止めてくれる人がいるって
すごく幸せなことだ。
自分が誰かのそんな存在であれるよう
余裕がないときでも大事な人にはちゃんと優しい気持ちを持てるよう
そんな自分でありたいと思った。