EVERST SHARE エベレスト出発まであとあと15日
ナマステ。
今、大阪の子供達との富士山登山(ロケ)に向かっています。
久しぶりの富士登山。実は冬しか登ったことがなく、夏は途中で人が多くて下山したことがあるので、ある意味僕にとってはリベンジとなります。
今までエベレストに向けた生中継の問題や資金の問題など沢山ありましたが、行くことが決まりました。
8月28日、羽田空港から出発します。今年のエベレストのテーマは「EVEREST SHARE」です。
エベレストを栗城だけではなく、沢山の人と一緒に繋がり、その過程を共有し、苦しみも喜びも皆で分かち合い、共に「自分の中のエベレスト」に登って行こうという思いで、このテーマにしました。
僕の「冒険の共有」の目的でもありますが、栗城の冒険は、記録ではなく多くの人の勇気になることで、みなさんそれぞれ自分のエベレストを目指す人が増えることです。
それは日本だけではなく、アジアや海外にも伝えて行くメッセージでもあります。
世界の人が繋がる登山をするために、8月下旬(近く日程が決まります)にエベレスト特集サイトが出来上がります。
そのサイトはエベレストを体感してもらえるサイトで、言葉を少なくして、感覚で見て、感じることのできるサイトを目指しています。言葉を越えて、地球に住んでいる人が見て楽しめるものを目指します。
そして、今年のEVEREST SHEARには2つのプロジェクトがあります。
1つは、「8,000mからの課外授業」です。今まで沢山の学校で講演を行ってきました。学生さんがそれを聞いて、「すごいね」で終わるのでなく、「この人本当に夢を実現するんだ」と言葉ではなく、姿で伝えるために高所順応で登る8,000m地点からいくつかの学校と中継で結びます。
もう1つは、「生ステーション」です。最後の登頂生中継を一人で見るのではく、みんなで見て共有しようというのが目的です。僕を支えてくれた講演会の主催者や応援してくれた皆さんと中継で結び、エベレストから会話ができるようにします。
いずれにしても大切なことは、エベレストを登ることです。よく「エベレストは登頂者が多くて簡単だ」という声がありますが、それは春に限定した話。
僕が2度挑戦しているのは、ほとんど登山隊がいない秋です。春はベースキャンプに800人も人がいますが、秋は2~3隊しかいません。
それはなぜか。秋は春に比べて日照時間が短く、それだけ行動時間も短く、また寒いということです。また、雪が多くて雪崩も多い。そのために秋はほとんどいないのです。
僕の目指すエベレストは、エベレストと1対1で向き合うことです。今年は資金難の中でも時間を作って、朝一からトレーニングと減量をやってきました。
今までのエベレスト遠征を振り返ると、2009年は中国政府からの中継問題で時間切れとなり、2010年はラニーニャという異常気象と仲間のシェルパの飛行機事故と、実はきちんとエベレストと向き合えているのは一度もなかったのです。
でも今年は、ラニーニャは春で終わり、東京に住んでからはトレーングができる時間も増えました。
そして、シシャパンマ南西壁。登頂はできませんでしたが、あの壁自体をソロで登りきることができ、ようやく全てが整いつつあります。
あとは中継の資金をどうするのか。エベレストを登頂しても、共有ができないと多くの人に勇気を伝えるこができません。
一人の夢がみんなの夢となった時に、奇跡が起こる。それを証明したいと思います。
ナマステ。
●僕から皆さんへのお願い。
「冒険の共有」
これは一人でできるものではありません。皆さんの応援でプロジェクトが成り立っています。
そこで2011年度、EVEREST SHAREを応援してくれる隊員を募集します。
年間費5,000円で、メルマガ、隊員同士のコミュニティサイトの参加、ヒマラヤ写真のダウンロード、そして、ネパールから僕が絵葉書を送ります。更に、隊員の皆さんの夢を書いてもらった「夢カード」を山頂に持って行きます。
登頂後には、ベースキャンプで使用したタルチョ(祈りの旗)を全員にプレゼントします(サイトでは6月7日までの入隊者のみ対象となっていますが、まだまだ募集中です)。タルチョからはヒマラヤの香りがします。
是非、応援宜しくお願い致します。
詳しくは、「チームクリキ」まで。
昨年のエベレストの7,500m地点からの写真。春に比べて雪が多く、そして、寒い。
今、大阪の子供達との富士山登山(ロケ)に向かっています。
久しぶりの富士登山。実は冬しか登ったことがなく、夏は途中で人が多くて下山したことがあるので、ある意味僕にとってはリベンジとなります。
今までエベレストに向けた生中継の問題や資金の問題など沢山ありましたが、行くことが決まりました。
8月28日、羽田空港から出発します。今年のエベレストのテーマは「EVEREST SHARE」です。
エベレストを栗城だけではなく、沢山の人と一緒に繋がり、その過程を共有し、苦しみも喜びも皆で分かち合い、共に「自分の中のエベレスト」に登って行こうという思いで、このテーマにしました。
僕の「冒険の共有」の目的でもありますが、栗城の冒険は、記録ではなく多くの人の勇気になることで、みなさんそれぞれ自分のエベレストを目指す人が増えることです。
それは日本だけではなく、アジアや海外にも伝えて行くメッセージでもあります。
世界の人が繋がる登山をするために、8月下旬(近く日程が決まります)にエベレスト特集サイトが出来上がります。
そのサイトはエベレストを体感してもらえるサイトで、言葉を少なくして、感覚で見て、感じることのできるサイトを目指しています。言葉を越えて、地球に住んでいる人が見て楽しめるものを目指します。
そして、今年のEVEREST SHEARには2つのプロジェクトがあります。
1つは、「8,000mからの課外授業」です。今まで沢山の学校で講演を行ってきました。学生さんがそれを聞いて、「すごいね」で終わるのでなく、「この人本当に夢を実現するんだ」と言葉ではなく、姿で伝えるために高所順応で登る8,000m地点からいくつかの学校と中継で結びます。
もう1つは、「生ステーション」です。最後の登頂生中継を一人で見るのではく、みんなで見て共有しようというのが目的です。僕を支えてくれた講演会の主催者や応援してくれた皆さんと中継で結び、エベレストから会話ができるようにします。
いずれにしても大切なことは、エベレストを登ることです。よく「エベレストは登頂者が多くて簡単だ」という声がありますが、それは春に限定した話。
僕が2度挑戦しているのは、ほとんど登山隊がいない秋です。春はベースキャンプに800人も人がいますが、秋は2~3隊しかいません。
それはなぜか。秋は春に比べて日照時間が短く、それだけ行動時間も短く、また寒いということです。また、雪が多くて雪崩も多い。そのために秋はほとんどいないのです。
僕の目指すエベレストは、エベレストと1対1で向き合うことです。今年は資金難の中でも時間を作って、朝一からトレーニングと減量をやってきました。
今までのエベレスト遠征を振り返ると、2009年は中国政府からの中継問題で時間切れとなり、2010年はラニーニャという異常気象と仲間のシェルパの飛行機事故と、実はきちんとエベレストと向き合えているのは一度もなかったのです。
でも今年は、ラニーニャは春で終わり、東京に住んでからはトレーングができる時間も増えました。
そして、シシャパンマ南西壁。登頂はできませんでしたが、あの壁自体をソロで登りきることができ、ようやく全てが整いつつあります。
あとは中継の資金をどうするのか。エベレストを登頂しても、共有ができないと多くの人に勇気を伝えるこができません。
一人の夢がみんなの夢となった時に、奇跡が起こる。それを証明したいと思います。
ナマステ。
●僕から皆さんへのお願い。
「冒険の共有」
これは一人でできるものではありません。皆さんの応援でプロジェクトが成り立っています。
そこで2011年度、EVEREST SHAREを応援してくれる隊員を募集します。
年間費5,000円で、メルマガ、隊員同士のコミュニティサイトの参加、ヒマラヤ写真のダウンロード、そして、ネパールから僕が絵葉書を送ります。更に、隊員の皆さんの夢を書いてもらった「夢カード」を山頂に持って行きます。
登頂後には、ベースキャンプで使用したタルチョ(祈りの旗)を全員にプレゼントします(サイトでは6月7日までの入隊者のみ対象となっていますが、まだまだ募集中です)。タルチョからはヒマラヤの香りがします。
是非、応援宜しくお願い致します。
詳しくは、「チームクリキ」まで。
昨年のエベレストの7,500m地点からの写真。春に比べて雪が多く、そして、寒い。