こんばんは～。
さて本日はレビューです。
本日紹介するＭＰ１０コンボイVer.2.0のアクション・総評編です。
それじゃースタート！
コンテナには変形ギミックがあります。
まず底面のアウトトリガーを左右に引き出します。
このアウトトリガーは開くと連動して固定脚が下がるようになっています。
コンテナを左右に開きます。
スロープを引き出し、後部ハッチを開きます。
司令塔を上に上げます。
アームとアンテナを展開させます。
これで変形完了です。
コンバットデッキ。
本編に登場した回数は少ないですがコンボイのリメイクトイのほとんどに搭載されているギミックであり知名度はとても高いです。
Ｇ１コンボイのトイは簡易的ながらも変形ギミックを搭載しており、高いプレイバリューで子どもたちからは大好評でした。
このＭＰ１０でもそれがしっかりと再現されており旧玩具が好きだったファンにも嬉しい仕様になっています。
各部から撮影。
メカニックなデティールがかっこよくＳＦチックなデザインになっているのがいいですね。
普段は普通のコンテナとなりいざという時にはシステムベースに変形するというのがワクワクしますｗ
またオペレーションシートも造形されているなど旧ＭＰよりもボリュームがアップしています。
オペレーションシートにはスパイクを座らせることができます。
司令塔。
こちらもクリアパーツが使用されていたりとよくできています。
コックピットハッチは画像のように開閉可能です。
コックピットにはスパイクを乗せることが出来ます。
内部のモールドも精密です。
勿論乗せた状態でハッチを閉じることも可能です。
司令塔のアームは画像のように可動させることが可能です。
〈コンバットデッキ〉
コンバットデッキはコンテナ部が基地モードへと変形した姿だ。
この形態でのアニメ劇中への登場はわずか２回であったが、設定上コンバットデッキは約４６０ｍ離れた場所からリモートコントロールによる操作が可能であるとされる。
デッキに装備されているオートランチャーは多様な火器や光学兵器としての使用ができ、他のサイバトロンによる使用も可能である。
またこのランチャーは弾薬の装備や武器の交換さえも容易に行える高精度を誇るオペレーションマピュレーターと、８０ｋｍ離れた場所にいる仲間のサイバトロンへの通信や指令を中継するディスクアンテナが搭載されている。
ローラーを乗せることができます。
他のサイバトロン戦士たちと。
こうして見ると今にも彼らの声が聞こえてきそうですねｗ
整備ドッグモード。
コンテナを立たせることによって整備ドッグモードにすることができます。
これもまた本編で出てこなかったのがもったいないと思えるくらいの未来的でかっこいいデザイン！
ちなみにこの状態する際はアウトトリガーを元の位置に戻します。
壁部分。
このメカニックなデティールがいいですね！
もうかっこいいって言葉しか出てこないくらい好きな箇所です。
コンボイを収納することができます。
整備ドッグ自体もコンボイがぴったりとはまるようにデザインされています。
こうやって遊んでみると本当に楽しくて自然とニヤニヤしてしまいますｗ
司令塔は画像のように動かすことが可能です。
サイドのラックにはコンボイの武器を収納することができます。
まあエナジーアックスが収納されるのはおかしいと思うけどｗ
またサイドのラックはバルコニーのようになっているのでスパイクを立たせることができます。
〈整備ドック〉
コンテナ部分は整備ドックへと変形可能。
司令コックピットから伸びるオペレーションマピュレーターにより自らの身体機能のチェックやリペアを可能にしている。
これにより如何なる場所での戦闘であっても万全な後方支援を実現し、コンボイ単体での作戦範囲を大きく広げることができる。
もちろんコンボイだけでなく他のサイバトロン戦士たちのメンテナンスも可能とし戦場での心強い味方となっている。
ＴＶアニメ第一作においてはコンボイや他のサイバトロン戦士のリペアはラチェットやホイルジャックにより行われていたため出番はなかったものの、放映当時の雑誌展開ではこの整備ドックでリペアしているコンボイのイラストが存在する。
マトリクスは別売りのＭＰ２８「ホットロディマス」の胸部に収納することができます。
またマトリクスを持たせることができるので画像のようにザ・ムービーのあのシーンを再現することもできます。
折角なのでロディマスと大きさ比較。
ＭＰ０９ロディマスコンボイの時は同サイズでしたが、こちらは劇中スケールを意識したためコンボイの方が大きくなっています。
最新の技術でまたＭＰロディマスコンボイを出してほしいですね。
コンボイは３つの自律型モジュールから成り立っている。
その１つが頭脳中枢でありトレーラーキャブに変形する「コンボイ本体」
２つ目はメンテナンスや攻撃補助を行うコンテナ部分に変形する戦闘甲板「コンバットデッキ」、そして偵察小型車「ローラー」だ。
これら３つのモジュールがあることによりコンボイは戦場において多角的に戦闘を行うことができるのだ。
３つのモジュールが揃ってコンボイであり、それらは共存関係にある。
コンボイ本体がビークルモードに変形するとコンテナ部が牽引状態になり、キャブのみで走り回るという事はまずない。
常に互いにリンクし合っており、受けたダメージも互いに共有されている。
アクション！
お疲れ様でした～。
１９８５年に放送された「戦え！超ロボット生命体トランスフォーマー」
「意思を持ったロボット」「身近な乗り物や機械から変形する」というその設定は大ヒットし３０年以上経った今でもコンテンツは続いており世界中にたくさんのファンがいます。
その代表的なキャラクターであるコンボイがVer.2.0としてＭＰ化。
過去に一度コンボイはＭＰ化されているコンボイが２０１１年、８年の時を経て新生しました。
そしてそれは「マスターピース」というブランドにおいても新しい時代の幕開けでした。
さて商品の方ですが「傑作」の名に恥じない素晴らしい出来でした！
「アニメで見ていたコンボイを究極の完成度で立体化する」という開発スタッフの意思が自然と伝わってくる…そんな気がします。
まずビークルモードですが非常によくできており「玩具っぽさ」が感じられません。
本体は全塗装で仕上げ、各部のデティールも精密に再現。
パーツの一部にはメッキ、タイヤにはゴムを使うなど質感にもこだわっており知らない人が見たら「トラックの模型」と間違えてもおかしくない出来でした。
個人的にとても気に入ったのがフロントキャブであり、ＭＰ０１ではロボットモードの脚部のデティールがむき出しでとても不自然だったのですが、今回はしっかりとそれが隠されているというのに感動しました。
続いてロボットモードですがこれがまためちゃめちゃカッコイイ！
Ｇ１アニメのデザインを踏襲しつつプロポーションや一部の造形は現代的なアレンジが施されており、理想のコンボイ像が完成されています。
可動に関しては標準並みには動き、方には引き出し関節が仕込まれており「フォルムを破綻させずアクション性を高める」という心意気には拍手を送りたいです。
また胸部にはマトリクスが収納されている、足にはダイキャストパーツ使用などギミックや安定性といった面でも納得のいく出来になっています。
続いて武器。
まずレーザーライフルに関してですがこれは賛否が分かれるものになります。
今回は「アメコミでのライフル収納ギミック」を重視したためかデザインがアニメとは少し異なったものになってしまっています。
個人的にはビークル時に除外パーツになってもいいのでフォルムの方を重視してほしかったなと思います。
逆にエナジーアックスに関してはＭＰ０１の時よりも大きくなっており見た目や質感も文句なしです。
また旧ＭＰではありえないことに付属していなかったローラーがちゃんと付属するのもよかったですね。
本体の造形や塗装も申し分ないですし、ギミックもそれなりにあるので弄っていて楽しかったです。
付属のスパイクの人形もダイアクロンのような遊びができる上、小さいながらもよくできており興奮しましたｗ
そしてなんと言ってもコンテナ！
変形ギミックがちゃんと搭載されているのは勿論のこと、各部のメカニックなデティールがすさまじくＳＦチックな感じが超かっこいいです！
三形態ともに高い完成度とプレイバリューを誇っているため童心に帰ったような心で遊んでしまうほどでしたｗ
上記の通り本体、付属品、ギミック、全てにおいて高水準でまとまっており上でも書きました「傑作」であることは間違いない出来に仕上がっていると思います。
手に入れたのは最近ですが６年前に発売された玩具とは思えないような圧倒的なクオリティーに驚きました。
このＭＰ１０を機にマスターピースというブランドはラインナップを一新し「よりアニメに近づけた上で、全ての商品のスケールを統一する」というさらに進化したシリーズとなりました。
現在のＭＰはウルトラマグナスから開発者が小宮氏に移りアニメ再現度を向上させるというコンセプトになっているためこのコンボイのようなアレンジは加えられなくなりました。
勿論そのコンセプトで完成された商品の出来はどれも素晴らしいのですが、個人的にはこのコンボイのような適度なアレンジを加えるというのも悪くないじゃないかなと思います。
確かに最近のＭＰと並べると浮いてしまうという意見も分からなくはないですが、個人的にはこれ自体は本当に素晴らしいものでとても気に入っているので特に気になりませんでした。
長々と書きましたがコンボイのリメイクアイテムとしては一番気に入ったトイでした！
トランスフォーマーを集めている方、トランスフォーマーが好きだった方には本当にオススメできるアイテムです！
点数としては３００点満点です！