くりでん栗駒駅 取り壊しですか…
「くりでん」の栗駒駅取り壊しですか…
寂しいですね。
私は五歳くらいの時に初めて「くりでん」に乗った時の記憶があります。
二両編成か三両編成だったような気がします。
くりこま駅から石越駅まで行って、そこから国鉄の急行に乗り
上野に着いたのでした。そして約一年を松戸市で過ごしています。
中学生の頃はあまり乗った記憶が無いけれど
高校生になってからは、高校総体に行く時にはよく「くりでん」を
使っていました。
私が小学生の頃にはバスの待合所にもなっていて、売店もありました。
冬にはストーブにかけられた鍋に熱くされた瓶牛乳が入っていたものです。
くりこま駅の周辺は、私の実家からしたら当時にしては「都会」で
町って「いいなと」子供心に思ったものでした。
ここに育った人たちに、それぞれの「思い出」があるはずで…
そこにあったものがなくなる寂しさは、格段の寂しさでしょう。
「心の中には残る」とは言えるものの、何十年の歴史はまた
作り出すのに同じ年月を必要とする。
壊してしまえば、それまでよ…と思いますが
いろいろと事情もあるのでしょう。が…
昔は日通の受付窓口もあったな…
改札を通って中へ
人とその人の人生も一緒に運んだんでしょう。
高校生の時
彼女と仙台にいった時もそういえば「くりでん」だったな。
彼女どうしているんだろうか?
もう今は無い風景。
とちょっと落ち込み気味ですが…
新しく「古い物」を探してみよう…
昭和二十年代の消防自動車とのことです。
保存活動をしていると風の噂でききました。