みなさん、お元気ですか。
我が家では数年間続いた父親の介護も何とか終わり
相続等の手続きも無事終了。
今は当時手が回らなかった家屋の不具合等をひとつづつ修繕しています。
そんな中、介護に明け暮れていた母親が今月87歳になるので
気晴らしにと映画館へ車に乗っけて連れて行きました。
（ちなみに二人ともシニア割引）
母親は映画館に行くなんて何十年ぶりだそうで
近代化された施設に緊張気味でした。
という私も1時間以上椅子に座っていると
腰が辛くなってしまいます。
今回の映画は・・・ギョギョギョ！2時間を超えている！！！
まぁ、『ワンフォー憲剛』の時も大丈夫だったから
なんとかなるかな！？（これは一人で観た）
つまらなければ途中で出てきちゃえばいいんだし。
（というか観客少ないなぁ）
しかし始まってみるとあっという間の2時間！
映画館を出た後も心がポッカポカ。
今回の主賓である母親も
今までの苦労が吹っ飛んだような表情でした。
家に帰って来てからも私が買ったプログラムを
「字が小っちゃいのよねぇ」と言いながら食い入るように読んでいます。
また観に行きたいとも言っています。
その映画は
『さかなのこ』
嫌な人物が出てこないのだが実に奥深い人間模様が
言葉やセリフでの説明が無いのに表情等でさりげなく
伝わってきます。
それは役者さん自身の台詞に頼らない演技力のたまものですね。
途中で「世の中、こんなにいいヤツばかりじゃ無いよ」とも思うのですが
最後には「さかなクンにはこう見えているんだな」と妙に納得してしまいます。
もしよければ是非是非観てみてください。
ただ、興行的には上手くいっていないのかな？
（結構席は空いていたし）
上映期間は短くなっちゃうかもね！？
（もう終わってたりして）