今から何年前かな…
まだ中学1年生だった頃。
スモールマウスや雷魚、ウケクチウグイ、鯰、鯉などなど。
とにかく釣りに出かけることの多かった日々。
雷魚釣りでは、80cm以上に釣り負けないために…と、
リリース前提の魚のために、ライン、ロッド、リール、ノット…
今のように情報が流れる時代じゃなかったので、雑誌の隅々からヒントを探して、仲間と試行錯誤していた。
スモールマウスもそう。
鯰に至っては、料亭に卸してました。
1匹800円…
田舎の中学生にとっては、大きな大きなお小遣い。
そんな大切なお金を貯めて、欲しいルアーを買っていた時代。
とにかく楽しかった。
自転車に乗り、3時間かけて着いたSHOP。
しかし、すでに車で来た大人たちが並んでいて、お目当てのルアーが買えない。
ZEALのアンカニーチャップやゲイリーウィッチは、大人たちの手に渡っていく。
そんなチャリ旅を何度も繰り返し、ようやく買えたルアー…
アライくん。
他のルアーにはない特別なものです。
ルアーを買う事に苦労した過去。
ルアーを買う事に苦労してる現在。
今は便利な事に、ルアーやロッド等の入荷情報がすぐに手に入る。
欲しい商品を、何度もお店に探しに行かなくても、ピンポイントで買えたりもする。
もちろん即売してしまう商品もありますが。
でもその便利さが、逆に面白さを失っていると感じることもある。
地元の小さなSHOPに行くときも、色々見たり想像したりしてると、1時間以上居たりします。
そして、欲しかった商品以外にも手を出し、結果予算overなんて事は日常茶飯事。
便利な世の中だけど、個人的にはモノを見て、ゆっくり考えて買う方が好きです。
あの頃のワクワク…
最近は少なくなったかな。
中学の修学旅行では、築地本願寺でhideへの献花…
そして、オールドメモリーズと風来堂(?)でabuのアンバサダー購入。
小遣いの全てを使い切っても、何にも恐くなかった残り2日間。
そんな事を最近感じながら、欲しいルアーをネットで探す(しかない)自分て…