先日購入した本に、意外にも「セパハンは曲がる為のものではない??」って記事があり、
驚きながら読んでみると、なるほど・・・確かにって思う事が多かったので、少し記事にしてみます。
御存じの方も多いと思いますが、鷹のYAMAHA YZF-R1 09はもともとセパハンです。
↓購入当時の画像です。
色も含めて、ドノーマルの姿ってほとんど無いのでかなりレアかも(ノω`)ププッ
そして、去年(2010年)の6月にバーハン化した時の画像が↓
特にセパハンの時と違うのはセッティングです。
かなりフロントを柔らかく、動きやすくしてリアを少し固めたし。
確実にリア荷重が増えたので、セッティングが決まればかなり良い線まで走れました。
ただし、どうしてもハンドルがカウルやタンクに接触するので切れ角を少し減らす事にしたのですが・・・
駐車場に入れる時や、Uターンなどする時は少し気を使います。
なんとセパハンに戻しました。
色々と変えたので、妥当な判断だと思ってますが、確実に疲労度は増えました。
それと明らかに違うのは、視界です。
これは実に大きくて、特に公道では広く遠くまで見通せる状態のほうのがより安全なので、セパハン化した事で視界がへり、リスクも増えたと思います。
(セパハン→バーハン化について質問の有る人はYAHOOブログのほうへコメください)
話は戻しますが、雑誌に書いてあった事とは・・・・セパハンはもともと空気抵抗を減らす為に前傾姿勢をとり易くする事が目的で、サーキットでも長い直線の少ないようなコースではアップハンドルの車両のほうがタイムが良いらしいのです。
一時期は日本車でセパハン禁止の時代があったのも、アップハンドルのが安全で、公道を走るうえではセパハンよりもアップハンドルのが良いって答えが出ていたらしいのです。
でも、今のSSはほとんどレーシ用のマシーンなのに、ハンドルだけアップハンドルにすると、見た目の問題もありセパハンにする事によってカッコ良さも演出する為にSSはセパハンって事になったらしいのです。
これって、知っている人からしたら、当たり前って思うのかしれませんが、全く知らなかった人からしたら、驚きですよね。
ただし、今のセパハン化しているバイクは、安定して走れるようにタンクに窪みを作って、コーナーリング中に車体が多少振られても、外側の腕で車体をホールド出来るようにしたりと工夫をしているらしいので、セパハンにはセパハンの良いところがあるらしいです。
簡単に言うと
「セパハンは空気抵抗を減らす為の物で、コーナーを早く曲がる為の物では無い」
って事らしいですね。
ここからは、自分で感じた事を書きますが、公道を走る事が多いなら、やはりセパハンよりもアップハンドルのが安全でクイックに動くと思います。
しかし、バイクとの一体感や高速などで走っている時はセパハンのが良いですね。
結論としては、も~サーキットには行かないって決めたら、またバーハン化するかも知れません( ̄ー ̄)ニヤ