薄いだけでレンズを選んでませんか? | 【気軽に相談できるかかりつけのお店】クレメガネイオン店のブログ

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大阪府和泉市肥子町2-2-1
イオン店3階

●TEL
0725-41-7152

●営業時間
AM10:00~PM8:00

●取り扱い商品
・メガネ・サングラス・補聴器

持ち心地の良いメガネを。


こんにちは。

和泉府中のメガネ専門店
クレメガネイオン店です。




今日は

『後悔しないメガネレンズの選び方』

をご紹介します。
ちょっと長いですが是非御一読を。



2月はクレメガネ全店でフェアを開催中です。

 

「中近レンズってなんじゃい」
というのはちょっと置いといて、


メガネレンズを選ぶときについて、
参考になればいいなという思いで書きますね。
きっとこれを知れば生活がラクになるっ。
ぜったい。
 


CMなどで、
『超薄型レンズ』
というフレーズを聞いたことありませんか?


これなら誰でも
「薄いから良いものだ!」
と思いますよね。

まぁ買う側からすれば分かりやすいですもんね。



それはそれで良いのかも知れませんが、
我々眼鏡専門店からすれば、

「薄いから良いわけじゃない」
ということなのです。


メガネというのはそんな単純ではありません。
そこだけにフューチャーして選んだら失敗する可能性がです。
騙されるなっ!と言いたい。(おー強気やね)



よほどの強度近視や遠視でない限りは、
超薄型レンズというところに重点を置く必要はないと思います。




全てのメガネユーザーに知ってほしいのは、

『見える距離、幅に応じてレンズを選んでほしい』

ということなのです。




「それってどういうこと?」
ってなりますよねー。ですよねー。

細かく語ればキリがないので、そこは省略しますが、

まず知ってほしいのは、
人間はモノを見るときには、
きれいに見ようとしてピントを合わせようとします。


それを『調節』といいます。


例えば、
遠くが良く見えるように視力をあわせたメガネを作って、
手元を見ようとすると、ピントを合わせようとして
調節がかかり、眼の筋肉を使います。


若いうちは調節力があるので、
バチバチに遠くがよく見えるように合わせても、
手元は見えます。


でも、
調節力を多くつかってますので、
長時間の手元の作業が疲れる場合があります。

若い方でパソコン作業をしていると
肩コリとか、眼精疲労とかある方は、


『見える距離、幅に応じたレンズ』
を選んでみると改善される可能性がありますよ。
選ぶメガネ店にもよりますが。


そして、
年齢を重ねるに連れて、
だんだん調節力が弱まってきます。
それは誰にでも起こる、体の変化です。
そこはしょうがない。


そうなると、
遠くが見えるように視力を合わせたメガネで近くを見ると、
ボヤけて見にくくなります。

眉間にシワを寄せたり、
新聞とかケータイとかを眼から離して見ようとします。
それがいわゆる
『老眼』
というヤツです。


この図を見てください。

 


レンズ設計による見える幅のイメージ図です。


タテ軸がそのレンズの見る目的距離、ヨコ軸がレンズの種類です。
もっとありますがキリがないので重要な部分だけで作りました。
一口にメガネレンズって言ってもいーーっぱいあります。


緑の棒グラフ部分が、そのレンズの得意な見える距離、幅のイメージです。
白くなっていくほど苦手な距離になります。


一番左の「遠用レンズ」は、
遠くを見るのは得意ですが、
見る目的距離が近くになるほど、
「調節力」を使います。


「老眼レンズ」の見える距離の幅はちょろっとです。
ずっと手元を見るならまあいいでしょうが、
ちょっと遠くを見ようもんなら
全然見えません。


「遠近両用」は、
見える距離は良いカンジです。
ただ、どちらかと言うと遠方重視なので、
パソコン作業や編み物や事務仕事などの近方作業にはあまり向いてません。



そこでやっと登場するのが
「中近レンズ」です。

運転とか、遠くをキッチリ見る時以外は
非常にラクでデメリットの少ないレンズです。

私たちの生活は中間か手元を見る時間がほとんどだと思います。
一日中ほとんどの視生活をまかなえます。

遠近両用ってどうしてもユレ、ユガミが気になる方もいらっしゃいますが、
中近はより慣れやすい使い勝手の良いレンズです。


ちなみに『BOOM設計』というのは、
最高峰の設計で、
お客様の眼の動きなども考慮して設計することで、
よりユレ、ユガミを無くし、快適な見え方を提供する
オーダーメイド設計レンズです。


詳しくはコチラをクリック⇒HOYA BOOM設計とは

 メガネをお考えの際は、
薄いとかという理由だけで選ぶのではなく、

『見える距離、幅に応じたレンズ』
 を販売員にしっかり説明を受けて、
後悔しないメガネを作りましょう!



いくらかっこいいメガネフレームでも、
手元を見るのに年寄りクサイ格好をしてたら台無しです。



こういう仕草から脱出しましょう!

 


 
 

Enjoy
Smile
Eye Wear

 


(キタノ)