おはようございます。7月23日(月)池田の朝は曇り空のスタートです。

 昨日の薫風政治塾では「大津市問題の展望」と「大阪都構想」について勉強いたしました。
 
 大津市の問題については少し観点を変えて、市長と教育委員会の問題や仮に金銭的賠償を求めることになった場合、誰がどのような責任に基づいて賠償することになるのか。今後の学校運営についてはどう信頼を回復すべきなのか等について幅広い観点からの意見交換をいたしました。
 残念な悲しい事件は今なお、いろんなところで起っているようです。社会現象として見過ごすのではなくて「よそのまちで起っていることは自分のまちでも起こる可能性がある、いや起こっているかもしれない」そんな思いで向き合うことが大切であることについても話し合わせていただきました。

 もう一つの「大阪都」の問題については、いよいよ5党の共同提案により新法ができる。大阪都(名称は別として)という新しい仕組みを作る事については、一定の要件をクリアーすれば可能になるという法律ができることによって、大阪都構想の実現に大きく前進することになります。薫風政治塾としてはまず「大阪都」構想とはいかなるものか塾生の一人に立論させて皆で話し合うという形式で勉強いたしました。
 私としては、昨年のダブル選挙では圧倒的多数の大阪府民が「大阪都構想賛成」の意思表示をされたのですから、法整備は当然のことと思っています。次なる問題は法整備完了後にいかに丁寧に住民の皆さんに説明を行っていくのかという行政手法、行政運営のあり方、それに対する住民の反応はどうかという所に移っていくものと思っています。
 大阪都構想の次なる展開を注視して参りましょう。

 今日は3時半から東京は立川市にある自治大学校で全国の基礎自治体からの研修生の皆さんに70分お話しをさせていただくことになっています。「何処へ行く日本丸~基礎自治体の職員に期待する~」というテーマでお話ししてこようと思っています。

 ということで皆さん、今日も一日、明るく楽しく、元気に頑張りましょう!