マイナンバーに思うこと～目的はなに？～

昨日の記事で詐欺に注意と書きました
マイナンバーに思うこと～詐欺に注意～

マイナンバー詐欺はある程度は、予想されていたことです。
悪いことを考える人はいるもので
何か起こるとは思っていたものの
何が起こるかは想像できませんでした。

マイナンバー制度がなぜ始まるかというと
ひとことで言えば

縦割り行政をなくすため

なんですよ～
正直、運用面ではまだまだ決まっていないことも多く
かなり未知数ではありますが
名前（苗字）は変わるかもしれないし
転職するかもしれないし
引越しするかもしれないし
そうなってもわかるようにということが目的ですが

データ自体は一元管理はされません。

個人情報は丸裸にはならないはずです。
っていうか、もうすでになっているともいえる。

区役所に勤めていれば
住民票や戸籍を調べることはできるはず。
大阪の橋下市長の戸籍を不正に閲覧していた事件の例もあります。

銀行に勤めていれば
口座残高を確認するくらいのことはできるはず。
りそな銀行で芸能人の個人情報を不正に漏えいし
ツイッターでつぶやいた事件も記憶に新しい。

私の戸籍が区役所にあることは別にいいけど
町内掲示板に貼られたりするのは嫌だ。
銀行の口座残高を銀行が知っていてもいいが
（っていうか、知らない方が変ですよね？？）
隣のおばさんに知られるのは嫌だ。


問題は運用面なのに
その手の話は出てこない。
誰がどんなデータを見られるのか。
少なくとも番号を知られたからと言って
何でもわかるようなものではないはずです。