別にタイトルに「猫」ってついてたから贔屓したわけじゃないけど、皆様からのおすすめ本購入一冊目は「避暑地の猫(宮本輝)」にしました。
最近「草原の椅子」を読み終えて、宮本輝さんが好きになっていたところだったのだけど、それとはまた全然違ったかんじの小説で。
「さて、どんなかわいいキャッツが私をなごませてくれるのかしら、ウキウキ」なんて読み始めたらとんでもない。
サスペンスっていうんですかね、愛憎が渦巻くストーリー。
だけど他のその手の小説とはちょっと違う、不思議な余韻を残す作品です。
おすすめ度★★★☆☆