プレミアム・オーメダルコレクション | kurarizumのガタガタ日誌。

プレミアム・オーメダルコレクション

『仮面ライダーW(ダブル)』に登場したガイアメモリーをほぼフルセットにした「コンプリートセレクション」が好評だったからか、バンダイは今度は、『仮面ライダーオーズ』のオーメダルをセットにして商品を発売することにしました。



「ドーパントメモリー」「ガイアメモリー」と2種類発売された商品は、「ドーパント…」は当然としても、「ガイア…」の方がDX変身ベルトに装着できないという、意味のないただのアクセサリー仕様だったことを反省して(??)か、今回のメダルはすべて、現在の変身ベルト「オーズドライバー」に装着できます。

ラインナップは、コアメダル24枚に、セルメダルが21枚の、合計45枚。

この中には、来月公開の劇場版3種のコアメダルも含まれれていますが、4月映画の「タマシイコンボ」用「ショッカーメダル」「イマジンメダル」はありません。

また、8月劇場版のセルメダルもありません。

その代わり、メダルを封印していた石棺のミニチュアレプリカが付きます。

現時点では商品画像が見本しかないため、どのような仕上がりになるのかよくわかりませんが、もしも商品説明と、その見本写真通りの作りであったならば、それで18900円の販売価格は、高すぎるとしか言いようがないでしょう。

なぜなら、今回の商品は、既存のコアメダル・セルメダルを、映画の前売り券と抱き合わせ販売する「重塗装版フィギュア」のように、塗り直ししただけだからです。

現行の商品では、各メダルに浮き彫りにされた生き物の姿が判然としにくいため、溝の部分を影のように濃い塗装にし、より見やすく仕上げています。

はっきり言ってしまえば、ただそれだけ。

セルメダルは本来銀色なのだから、劇中同様な塗装に変えてくれればいいのに、現行と同じ灰色のまま。

それで影の部分を濃くするから、コアメダル以上に、見栄えが悪くなります。

そもそも、コアもセルも、本来劇中仕様のものだって、浮き彫りされている生き物のデザインがよく見えていないのに、敢えてこんな塗装に変える意味がわかりません。

だったら、もっと値段が高くなってしまうとしても、コンプリートセレクションとしてオーズドライバーを販売し、それ専用のメダルを新たに作ってくれた方が、よっぽどマシでした。

ただそれだとかなりの費用もかかるから、安直に現在の型版で作れる商品の塗り直しをして、それだけでは売れないかもしれないから、石棺ミニチュアをオマケにしましたよ、といったところでしょうか。

僕は今回はパスしますが、気になる方は下記をチェックしてみてください。

7/25より受注開始です。


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