『侍戦隊シンケンジャー 銀幕版 天下分け目の戦』 | kurarizumのガタガタ日誌。

『侍戦隊シンケンジャー 銀幕版 天下分け目の戦』

爆弾このブログには、本編のネタバレが含まれています。何も知りたくない方はご遠慮願います。



本日から『仮面ライダーディケイド』と同時上映で公開されました。


とりあえず、観終えての率直な感想を言わせいただきますと…






短いっ!!





これに尽きます。


ライダーをメインにしているからなのか、それとも一部の上映館のみだけど、3D映画として製作されているからか、バトルシーンが中心で、正味約20分ほど。


これまでのように、メンバーの誰か1人が主役になって、という展開にもなっていません。


そして、何よりの問題は、「起承転結」がはっきりしていなければならない物語において、「起」の部分をナレーションで誤魔化し、「承」の途中から始まるような出だしになってしまうため、観客の子どもたちの中には、最初に歌がないから、途中まで本編が始まっていることに気づいていない子もいたりしました。


敵対する相手も、いつもの外道衆ではなく、「クサレ外道衆」という別流派であるの説明もないから、名前だけ聞いただけだとたぶん、その違いに気づいた人は少ないでしょう。


いきなり最初に1万の大群が攻めて来た、とか言われても、「???」となるし、最初から最後まで戦ってばかりのような内容では、途中お笑いモードで緩急つけても観客はついて行かれません。


中途半端すぎる変装(??)も、観客は全然受けてなかったし…。(^_^;)


ラストのエンディングも「時間がないから早く、早く!!」とせかされているみたいでせわしないし、僕は今日、2回観ているのですが、どちらの劇場でも、一緒にエンディングを歌っている子どもはいませんでした。


昨年みんなで歌って踊るエンディングがなくて残念だったのが、今回はあったからやれやれと思いきや、いろんな面で、残念な作品でした。


来年はもう少し期待してますよ~。




さて、続いては『仮面ライダーディケイド』です。