「祖国と故郷のはざまで」というテーマの講演会では、同じく在日韓国二世でいらっしゃるピアニストの崔 善愛さんの演奏もありました。
崔 善愛さんは、同じように祖国を思いながら生涯祖国ポーランドを遠く離れて数多くのすぐれた音楽を生み出したショパンとご自身を重ねられて、すばらしいショパンの曲を数々ご披露くださいました。
すばらしい音楽や文学、優れた実業家などは困難な状況の中で生まれることが多い・・・
ということを改めて実感いたしました。
日本人は祖国に対する思いが希薄かもしれません。心の深い部分でよりどころとなる、遠く離れた祖国を持つ姜尚中さんと崔 善愛さんの世界観にふれました。
祖国ポーランドを思いながらショパンが演奏したパリの街