*今回の亡くなった方とのやり取りは、”ヒーラーと霊媒師”のテーマで度々登場する、山田花子(仮)さんの依頼で、彼女のお姑さんの霊を呼び、その思いを伝えてもらいました。
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ヒーラー: 名前を言ってくれ。
霊媒師: 山田ハツ子(仮)
ヒーラー: 山田ハツ子、今、そなたの嫁が、そなたの声を聞くために、この場の座をつくった。特別に許す。ハツ子、霊媒師の体に下りよ、えぃ!
あの世で修業をなさっていると思うが、生前、山田ハツ子、そなたで間違いないか?
霊媒師: はい、わたしは山田ハツ子でございます。
ヒーラー: そなたの旦那の名前を伝えろ。
霊媒師: 宗次郎(仮)・・・
ヒーラー: では、そなたは、山田花子、この者に何か伝えたいことがあるか?遠慮なく申せよ。
霊媒師: ふぅぅぅ~、よぅ世話になった。うん、ありがたい。うん、家も守ってくれて、ほんに、ほんに、ありがたい、うれしいな~。
ヒーラー: 亡くなったご主人とは、お会いになりましたかな?
霊媒師: うん・・・会うには会ったが、ちょっと世界が違った。うん、わしより、上の世界へ一つ越えて行かれた。わしは、信心することができなんでな~。
ヒーラー: そうか、そなたの息子は、諏訪がすべて看取った。そのために特別な計らいをしてあげた。では、山田花子に頼んで、亡き夫と同じ場所に行かれることを望むならば、そのことを伝える。
*ここに登場します、息子とは、山田花子(仮)さんの亡くなられた旦那さんで、山田ハツ子さんの息子さんです。この方は数年前に胃癌を患い、お亡くなりになりましたが、その際、ヒーラーの計らいで、病に苦しまず、亡くなる前日まで、タバコを吸うなどの行動をされていました。そして亡くなられた時も、ヒーラーにより成仏の業をしていただいております。
霊媒師: よろしいのですか~、せがれの処に行かせていただけるんですか?ありがたや~
ヒーラー: では、その願いを本人に伝える。
霊媒師: もひとつ、頼みたいの~・・・生前わしは自分の旦那のことを好かんかったが、今となっては、一緒に連れ添うた仲じゃ、一緒に行けるかの~。
ヒーラー: それも、伝えておく。
霊媒師: ありがたや~、これからは信心するけん。おねげ~します。
ヒーラー: 後何か、仏壇に欲しい物はないか?
霊媒師: うん、いつもあげてくれとるけん、もうな~んもいらん。(嬉しそうな笑い声がひびく)
ヒーラー: 分かった、では、そなたの言葉を、しっかり伝えてあげるから、それまで少し待っててください。
霊媒師: すいません・・・すいません・・・すいません・・・
ヒーラー: これより霊媒師の体から離れ、再びそなたの場所に戻れ、えぃ!
*このテーマで語られる、亡くなられた方たちの言葉で思うのは、仏の世界にも色々な段階があるのか!ということです。このお姑さんは、生前連れ添った旦那さんの世界より、神の庇護を受けた息子さんの世界を希望されたのですね・・・では、またお届けいたします。