ハッピーリッチ・アカデミーさんのコラムでおなじみの川瀬太志さんと柿内和徳さん共著の『資産価値の高い家づくり22の知識』 という書籍を読ませていただきました!
表紙に「日本の家はなぜ30年で資産価値が0(ゼロ)になるのか?」という問いかけが印象的ですが、これを突き詰めていくことで、資産価値の高い家作りについての知識が明確になっていくのです!
読んでいた中で、わかっていたことですが目から鱗だった言葉があります!
それは、家は財産なのだということです!お金には直接代えることができないので忘れがちですが、生活するための一番の基盤となるものです!
昔は何世代にもわたって長く住み続けられることが基本だった家の価値感が、高度経済成長によって古くなったら建て替えればいいという発想へと変わっていってしまったのだそうです。
現在の日本は、古くなったら建て替え、また新しくすればいいという考え方がでてきてしまったことに問題があるのだと改めて感じました!
そして、それに気づくのはローンを払い終わったのにもかかわらずもうボロボロになってしまっている家を見た時なのかもしれません。
欧米では昔の日本のように、今でも確実に資産として子孫または他人の手に渡っても十分に住み継がれる家作りがおこなわれているそうです!
よくよく思い出してみると、小さい頃は大工さんが立てている家がたくさんあってよく「ごし餅まきに」お餅を拾いにいったなと
ですが、最近では大工さんが立てる家が少なくなってきたのか、全然見ることがありません。
本題からずれてしまいましたが、無駄なコストをカットしても一番の性能だったりデザインだったりをしっかりとした家作り、そして息子、孫、ひ孫と代々受け継ぐことのできる家作りが重要なんだなと学びました。
この他にも資産価値の高い家作りについてのコラムがたくさんあり
どれも勉強になることばかりでした!
家を建てようと考えている人にはぜひ読んでいただきたい1冊だなと感じます!