ポリプが何故か消滅してしまったので、飼育を断念しようと思いました
が、同じ池の水中残留物からポリプが見つかったので、飼育を継続して
いたところ、ポリプのコロニーが数百に増えたので、その一部ポリプか
ら、クラゲを出芽するように温度調整をしたところ、約２週間でクラゲ
が遊離しました。
ポリプは、無性生殖の分裂で増えていきます、マミズクラゲのポリプ
の場合は、フラスチュールを出芽する場合と、ポリプを出芽する場合が
有ります、フラスチュールを出芽した場合は、分裂後蠕動運動のような
形で元のポリプから離れて行きますが、ポリプを出芽した場合は、直ぐ
には分裂せずに、胃腔などを共有した形でコロニーを形成します、分裂
して遊離しても、直ぐ近くに留まる場合が有ります。
【マミズクラゲのポリプのコロニーの一部】
２～６ぐらいの個体が分裂途中でいろんな形をしたコロニーを作りま
す、赤矢印はフラスチュールです、オレンジ矢印は、ポリプに成りたて
の単立のポリプです、口盤側が細く足盤側手前が膨らんだ徳利型をして
います。
【クラゲの出芽】YouTube
１０個体ほどのマミズクラゲが遊離したが、後が続きません。
クラゲ芽の出芽からクラゲの遊離までを撮影したいのですが、中々、
こちらの都合通り、撮影し易いところから出芽してくれません、どこ
から出芽しているのか、ちょっと解り辛いです。
【三田のポリプ】YouTube
長年観察していた三田のマミズクラゲも、ようやくポリプが見つか
りました、２個体が分裂途中で、まだ、この１コロニーだけです、先に
示した大阪のポリプよりも小さいようですが、個体差も有るので、もう
少し増えるまで様子見です。
何とか、消滅せずに増殖することを願っています。
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