島根県松江城二ノ丸に鎮座される松江神社。
松江城は、当時の天守が残されているのに、国宝に指定されたのは昨年。
国宝に指定するにも、いろいろ難しいんだな。
◇松江城
大手門をすぎ二ノ丸から見た天守。
◇興雲閣
松江神社の隣に建つ興雲閣。
明治36年に、明治天皇行幸時の御宿所として建設された。
城跡に白い洋風建築は合わないと思うけど、当時としてはしかたないか。
☆鳥居
松江神社の石鳥居。
松江城天守は、団体客もあり賑わっていたが、こちらは意外とひっそり。
☆境内
☆拝殿
松江神社は、松江松平藩初代藩主である松平直政公を主祭神として明治10年に創建され、当時の鎮座地から楽山神社と称された。
明治32年に現在地に遷座され、松江神社と改称した。
右の扁額には、主祭神のほかに東照宮(家康公)の合祀と、松江松平藩七代藩主治郷、松江開府の祖堀尾吉晴の配祀と記されている。
☆本殿
境内の案内によると、現在の社殿は、17世紀朝酌村に建立された東照宮の社殿で権現造りとなっている。
当社に東照宮が合祀され、ご遷座の際この地に移築されたものらしい。
☆境内社
境内社の福富稲荷神社。
神社の建築様式ではないとおもうけど、何なのかは分らず。
☆神社メモ
社 号 松江神社
鎮座地 島根県松江市殿町1
御祭神 松平直政
☆御朱印
社務所が無人でいただけず。(平成28年10月26日参拝)
☆おまけ
松江城の天守閣。
松江城は、関ヶ原の功で出雲松江24万石として移封された堀尾吉晴・忠氏父子により築造され、1611年に完成した平山城。
堀尾、京極、松平三氏が城主を務め、明治を迎える。
廃藩置県後の廃城令で民間に売り渡しの運命にあったが、地元有志による買い戻しで天守だけは残された。
平成27年、天守が国宝に指定される。