N/B(J) 学習リモコソ RIMOKOSO1 | キワモノ日記 Cheap things waste money

N/B(J) 学習リモコソ RIMOKOSO1

rimokoso 前回予告したとおり、今回から学習リモコン特集をお送りします。
トップバッターは「N/B(J) 学習リモコソ RIMOKOSO1」。
方々で話題になっていますので、ご存知の方も多いと思いますが、誤植ではありません。
リモコンならぬリモコソです。
パッケージにも、説明書にもはっきりと「RIMOKOSO」の文字がありますので、これが商品名でしょう(笑)
その辺の詳しい写真等は、別途まとめてみましたのでそちらをご覧下さい。

9.学習リモコン「リモコソ」資料

ただし、ブランド名はN/B(J)といまいち意味がわかりません。勝手にノーブランド(ジャパン)ではないかと予想してみました。
激安学習リモコン4個のリモコンを1個にできる!!その名も『リモコソ』 お値段は、上海問屋で900円程度。
私は、会員特価の490円くらいで購入した記憶があります。
この値段ですので、機能が心配だったのですが、意に反してかなりの好印象でした。

まずは、学習機能から。詳しい手順は、私がPDF化した(笑)
マニュアルが上記の資料ページにありますので、見てもらうとして、私の家にあるリモコンをいろいろ試してみましたのでその結果から報告を。

10.学習リモコン特集

あえて各機器の型番は書きません。
決して調べるのが面倒くさいと言う訳じゃありませんよ(笑)
事前の調査では、エアコンは認識しないことが多いとわかっていましたが、フナイのエアコンはきちんと認識しました。
ソニーのAVアンプはダメだったわけですが、AVアンプやHDDレコーダーはボタン数が多くて、とてもこのリモコソの32ボタンでは足りないので良しとしましょう。
認識精度も何度もやり直してやっとというサイトが多い中、私は一度もやり直しをすることなくできました。
最後の方は、いちいち動作確認をするのが面倒になって、リモコン一個まるまる記録だけをさせて、後からすべてのボタンを確認しましたが、失敗したボタンは一つもありませんでした。
コツは、リモコンそれぞれ発光部の高さが違いますので、向かい合わせにするだけでなく、きちんと高さをあわせることくらいでしょうか。
あとは、認識させるリモコンのボタンを長々押すと、信号が何度も送信されて認識率が下がります。
あっ、電池を抜いても記憶させた情報は消えませんのでご安心を。

次はボタンの配列です。具体的には資料の写真を見てもらうとして、気になった点を。まず数字キーが0~9までしかないのは、最大の欠点でしょう。
通常テレビのリモコンは12chまでキーがありますので、今まで使っていた配置どうり記憶させようとすると、数が足らなくなります。
1から順番に記憶させていけばよいわけですが、そうすると覚えなおしになってしまいます。
家族からは不評を買いました。また、最下段にカーソルキーがあるのはいいのですが、真中のボタンにMENUの文字。多くの機器は、カーソルで移動、真中で決定になっていると思いますので、ここにメニューボタンがあるのはどうも。
まー、そこに決定を割り振ればいいのですが、文字が書いてあると普通はそれを押してしまいますので、これもやはり家族にはわかりづらい仕様かなー。
その他は、録画ボタンが誤って押さないように一段下げられていたりと、必要にして十分なキーがそろっています。

次に操作感ですが、重量が電池抜きで100gしかなく、非常に軽いのが利点です。
まー、その分質感には劣るわけですが(笑)
私の家では、机からリモコンを落として、電池のフタが割れてしまったやつが二つもあります。
このフォルムと質感からいくと、それは避けられると思います。
結構丈夫です。
手のひらの上にのせて持つと、ちょうど人差し指のところに凹みがあり、持ちやすくなっています。
少し握りをかえるだけで、すべてのキーを押すことができ良好です。
ただ、私は手が小さい割には親指が長い人なので、そこのところは人それぞれでしょう。
ただし、ボタンはストロークが長く少し固めのため、VOLボタンやCHボタンは特に押しにくく感じます。
しっかりホールドしておかないと、押した勢いで手から落としてしまうくらいです(笑)

また、赤外線の到達距離ですが、マニュアルでは8mとなっていますが、そんなにとどきません(笑)
まー、自分の部屋では3mもあれば十分なので問題はないです。
角度的には、上下の振りに少し弱いように感じます。
縦型のラックに収納している場合は、角度を意識してボタンを押す必要があるかもしれませんが、私の部屋ではとりあえず適当に向けて押しても、すべての機器が反応しました。
エアコンだけは狙い撃ちです(笑)
電池は、普通の使用で1年程度となっていますが、こればっかりはやってみないとわかりません。
まとめてしまうと、ボタンを押す回数も多くなるでしょうから、そんなにもたないかもしれませんね。
そう考えると、この固いボタンも次第にこなれてくるのかなー。

最後に、名前が名前ですので、いろいろ言われていますが、個人的には非常に気に入りました。
学習の手順も簡単で、それほど面倒とは感じませんでしたし、認識精度も良好でした。以前に使った学習リモコンでは、それは何度も何度もやり直した記憶がありますので。
ただ、方々のサイトでは認識精度がいまいちだという声が多いので、個体差があるのかもしれません。
ともかく500円で買ったリモコンがこれだけの能力を発揮してくれたのですから、大満足だといえます。
ただ、学習リモコンの欠点は、自分がまとめたいと思っていたリモコンのうち、一つでも認識しないものがあると、とたんに使う気をなくすことだと思います(性格にもよるでしょうが)。
今回はそういう事態には遭遇しませんでしたが、これはもうやってみるしかない(笑)
そのためのこの価格ですので、是非チャレンジしてみてはどうでしょうか。ダメでも、そんなに惜しくないでしょ。